私が若い頃に働いていた時には、日本人だけで外国人労働者はいませんでした。
また外国人技能実習生という人もいなかったです。
その為、あまり外国人労働者の働きかたとか、仕事の様子など気にした事はありませんでした。
結婚してから、短期間(週に2~3日)の仕事を初めてするようになり外国人技能実習生を知りました。
お菓子の工場とか、箱詰めとか簡単な作業ですが。外国人労働者の様子を見ていると、日本人は器用というか、丁寧なんだなと感じました。
決められた事を見本通りにするだけですが、何度説明されても外国人労働者の中にはできない人もいました。
外国人労働者の中でも、外国人技能実習生という方たちは、よいのですが、違う立場で来ている人たちはずいぶんいい加減かなとおもいました。
仕事をまったく聞いていないし、理解していない。できていないけど、本人はできているつもりなんです。
あまり強く注意されると、すぐに泣き出して外国人差別だと言っていました。大騒ぎになるので外国人労働者ってたいへんだなと思っていました。
その人の旦那さんは日本人で本人もすごく日本語が上手なのに、なぜできないのか、他のパートの人たちも不思議がっていました。
ただ、注意された時の泣き出すタイミングとか、言い訳の仕方とか、同じ女性から見ていても、思わず許してしまう感じでした(笑)
もともとは日本にきてから、ホステスをしていたみたいで結婚してやめたけど、お金は沢山欲しいという事でした。
旦那さんもいて、特にお金に困った様子はなかったけど、仕事の後に商品にならないお菓子とかを袋いっぱいに持ち帰っていました。
お昼ご飯も必ずお弁当持参で、節約しているなーと思ってみていました。
仕事の最終日に皆で話をする機会がありました。
日本は不況だから、無料で貰える物は貰う事、一生懸命にならなくても適当に仕事してもお金は貰う事、日本人の男性は女性の涙に弱いから、怒られたら泣けばいい事を自分の母親から教えられたと聞きました。
外国人労働者の方に日本にたいして、どういうイメージがあるのだろう?と聞くと凄く驚きました。
そして 母親に言われた事を信じている事も凄いなと思ってしまいました。
その外国人労働者はパートの収入は母親に送っているみたいですが。何か日本に嫌な想い出があるのかなと思わず心配になってしまいました。
よく外国人労働者は言葉や文化の違いもあるし、仕事の仕方が雑な人が多いと聞きますが。本人のやる気とか、考え方もあるのかなと思います。
私が一緒にパートした外国人労働者の人は仕事は雑でしたが、私には出来ないい怒られた時のなき方とか、言い訳の仕方とか、私は密かに羨ましく思っていました。
勿論仕事はきちんとしなければ駄目だし、彼女の仕事の仕方のせいで他の人が迷惑をかけられた事も事実です。
しかし、日本人の中だけで仕事をしていたら知らなかった外国人労働者の事を知るいい機会だったかなと思っています。
いまでも思うのは、外国人労働者のなかでは、外国人技能実習生という方たちは非常にまじめだったと思います。
もちろん、それも運的によかっただけかもしれませんが。。。
私の体験した外国人労働者のお話です。外国人労働者についてもっと知りたい方はこちらをごらんください。
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