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アリババの流通を支える 申通エクスプレスの新倉庫へ潜入調査

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アリババという会社をご存知ですか?

世界的にも有名な企業なので多くの方がご存知だと思います。

このアリババがなぜここまで巨大化したの理由も有名ですよね。

アマゾンが中国では利用できないので、その変わりに発展した中国のアリババですね。

企業価値も規模も桁違いの中国市場の覇者です。

しかし、やはり中国人もアマゾンの存在は当然認知されているので、アマゾンの利用者もかなり多いそうで。

アマゾンの中国語版は日本サイトに置かれており、日本回線では中国の方が利用して個人輸入の形態で利用されているそうです。

個人輸入と国内の宅急便では利便性に差がありすぎて、勝負になりそうにもないですね。

中国政府っておそろしいです。

と、こんな感じでアリババが中国の覇者であり、アマゾンは、日本側から個人輸入の形態でしか利用できない現状。

アリババの実力ってどんなものかを調べてみました。

社長のジャック・マー(馬雲)氏が1999年に創業したことは有名ですね。
BtoB ECサイト「アリババドットコム」
BtoC ECサイト「天猫Tmall」
CtoC ECサイト「タオバオマーケットプレイス」
決済サービス「アリペイ」
クラウド・コンピューティング「アリババクラウドコンピューティング」
多数のオンラインサービスを展開しているので、なんかイメージつながりにくいですよね。

記事があったので抜粋しますと……。
★中国の越境ECが回復・成長している!アリババが狙う1億人の新中産層★
2017.08.29
★中国の越境ECが回復・成長している!アリババが狙う1億人の新中産層★

2016年4月に中国政府が越境ECに関する制度変更を発表、購入額の制限や、税額の調整などが起因し、越境EC市場は大きく混乱しました。
その混乱によって、オワコン化か?と政治によって勢いがなくなったと思われていたそうです。
しかし、実は制度変更前をしのぐレベルにまで回復・成長してしまったようです。

中国のイベントデーで有名な「独身の日」(バレンタインデーのようなもの?)
に行った巨大なセールでは、1日で約2.8兆円もの売上があがり、最高記録を更新したことで有名になりました。

楽天の2016年の流通額が約4兆円なので、その七割もの額をアリババはたった1日で売り上げてしまったのです。

さらに資料などによるとグループ全体で見ると、AmazonやeBayの取引額をすべて合計した額よりも巨大な金額がアリババで取引されてるとのことです。

オッソロシー!!!中国経済の恐ろしさですね。

公称で中国の人口は14億人ですが、実数は20億人を超えているのでは?などと言われている意味がわかります。

実は、今回の取材対象となる申通エクスプレスさんは、このアリババの流通の約40%近くを支えている企業さんなのです。

2000年時点では、まだ中国には宅配便などというサービスはなく郵便網すらなく、GDPも世界で下位の国でした。

いわゆる発展途上国ですね。

そこにアリババと申通はパートナーチームとなって流通革命を起こしたのです。

当時の郵便制度は、とても不便だったらしいです。

2000年に中国が外国人旅行者のVISAを廃止している事を考えると想像がつきますよね。

2000年時点では、今の大都会の上海も埋立地のような原っぱでした。

農ミンと呼ばれる階層の国民は移動も制限されているので、生まれてから死ぬまで自分の村の外に言ったことがないなんて時代です。

私は1995年くらいから中国で仕事をしていた関係でよく訪問していたのですが、旅順の港は見学・撮影禁止。

四川も広州も南京も揚子江ぞいの現在の大都市もビルがポツンポツンという状況でした。

ほとんど国民が村からでないので、村の外と結婚することもないし、村に届くものは行政からの通知か、
子供を都会に送り出している家庭か、海外との取引をしている企業か?

なんて程度だったでしょう。

もちろん、田舎に輸出企業などなく、ほとんどが国営企業の時代だったので、宅配なんて誰もイメージできなかったようです。

いまは、申通エクスプレスをはじめ100位上の流通企業があるそうなので、日本と同等のサービスを受けることができるとのことです。

宅配便がない時代は、どのようにしていたかといいますと。

P.O.BOXですね。 ポストオフィスボックス!

世界中の発展途上国で利用されている昔のイギリス形式の私書箱です。

企業や個人でこのP.o.BOXを契約してはじめて荷物や手紙が届くようになるのです。

つまり、お金のない人は手紙一つ受け取れないシステムなのですよね。。。。

そこを開拓して革命してきた申通エクスプレスさん。

わずか、数年で一気に巨大企業になった隠れた革命企業としても有名です。

その申通さんから新しい流通センターを成田に開設したとのごレンラクをいただいたので馳せ参じたのが今回の取材です。

 

ここからは写真を交えて取材調でご説明します。

成田空港から10分ほど車で走ったところにある新型の倉庫に開設されたそうです。

外観を取りそこねてしまいましたが、床までピカピカです。

 

看板がでていますね。この扉をあけるとどうなるのでしょうか?

 

開けなくていいみたいです。となりが解放されていました。 でかいです。数千坪でしょう。

 

日本郵便のラックが山のように積んであります。

UGXと書いてあります。

日本郵便さんの中国向けの新型EMSとのことです。

中国の複雑な貿易・輸出入の手続きを省力化するために開発された新サービスとのことです。

【越境EC】受取日時指定ができる配送サービス「UGX」

ほうほう。税金のがれのEMSから日本企業を守るために生まれたようですね。

 

UGX Amazon FBA相乗り配送サービス

アマゾンなどでも利用されているようですね。

実は、申通エクスプレスさんは、このUGXを裏側で支えるサービスを展開されているのです。

なので、日本支社が設立されてまだ数年なのに、日本郵便の荷物が多いのですな!すごい。

 

倉庫がでかくて、人がワラワラいらっしゃいます。

 

この方たちは、作業者さんの司令塔となるチームの方々らしいです。

中国人の率が高いです。なんか複雑です。日本の倉庫ですからね。。。

 

わお!箱だけでわかるあの企業サンですね。

空港でお土産かったらこの箱ですね。

 

これも全部UGXの商品らしいです。おそろしいですね。

越境ECヤバイです。

 

オープンしたばかりなのですが、もう空きスペースがなくなってきているとか…………。

すごいです。

 

化粧品、衣料品、コンタクトレンズなどまるでデパートの裏側のような在庫状況でした。

 

そこで、役員さんにこの発展をささえる強みを教えてください!!とダイレクトにぶつけてきました。

 

1.中国に数万人の物流網を構築していること。

2.中国の各空港に倉庫受け入れ拠点があり、税関手続きにとても強いこと

3.物流という言葉がない時代に、15年で中国に張り巡らせた起業家スピリット

4.日本での中国人社員による取次、税関との交渉力

とのことです。。

 

すごいですね。実現しているから鳥肌が立ちました。

 

ちなみに、どんなお客さまを募集しているのかお伺いしてみました。

1.越境ECの物流ミス・物流トラブルを無くしたい企業様

2.税関とのやりとりに苦労されている企業様

3.今後、越境ECに取り組んでいく予定の企業様

とのことです。

そこで、なぜこれらの企業様なのですか?どんなメリットがお客さまにあるのですか?と聞いてみました。

 

すると、こんなお話をいただけました。

弊社の倉庫から出していただくと、中国税関でのトラブルのほとんどを弊社が吸収処理します。

これが弊社の強みなのです。

たとえば、中国政府の急な法律変更・書類の書き間違い・税関からの指導

私どもは、中国国内に多数の人員を抱えていますので、ワンストップでお受けします。

とのことでした。

 

具体的にトラブルが起きたときの対応も再現していただきました。

 

お客さまの荷物が住所あてさき、内容がまちがっていた場合。

普通は、だれのミスであってもギブアップですね。

解決策が思い浮かびませんね。

そんな時に登場するのがこのクラウドシステムです。

 

STOJPーWorkOne !?

いかにもな、業務システムですね。

 

 

メニューもこんな感じで無骨です。

このシステムは、倉庫、企業、そして、中国の各拠点で連結されているのです。

そして、クラウドの利点でして、法令も様々な情報もすべてここに日々反映されているとのことです。

しかし、不思議なのは、日本の宅配を研究した結果でもあるのに、すごくシンプルでボタンが少ないような・・・。

 

聞いたところ、とにかく無駄を削って、お客さまに確実に荷物が届きミスがないようにという引き算を行い続けた結果だそうです。

この結果、コストも大幅に削減でき、荷物のミスも大幅に削減となったそうです。

荷物の荷姿、個数、様々な条件から最適な流通形態を選択することができるようになっているので、1000,2000個の大量発送にも1個二個の発送にも大きな安心安全とミスの削減ができたとのことです。

 

ミスも即時反映されてちょっとしたAIシステムのように毎日改善されているようです。

そりゃそうですね。自社で越境ECなんてやっても、お客さまの入力された内容も、中国語のわかるスタッフの入力内容も、確認なんて不可能ですよね。

 

まさか、倉庫の仕事がクラウドAI的なイノベーションで革命が起きているとは思いませんでした。

恐ろしいことに、自社の社内作成らしいです。

ヤバイですね。倉庫屋さんではなくIT屋さんです。

今回の取材結果から、弊社では当該サービスの展開をサポートしていくことになりそうです。

まだ準備ができていないのですが、その際には発表させていただきます。

お客さま企業のために取材してきてよかったと思いました。

 

ポイント

中国の宅配便革命

クラウドとITによる法務問題の解決コンサルタント?

法令変化や相手環境によるトラブル対応が強い

中国語ネイティブが強い

 

今後の展開

・UGXと倉庫業務の請負業務の拡大

・POBOXを宅配ボックスに置き換えた経験を日本にももちこみたい。

★大学やマンションなどでの100人で利用する宅配ボックスなどを企画しているとのことです。

これもまたスゴイかもしれないですね。

 

 

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