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人には相談しづらい。女性特有の尿トラブル~過活動膀胱~

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人には相談しづらい。女性特有の尿トラブル~過活動膀胱~

過活動膀胱、またの名を切迫性尿失禁は、突然がまんできないほどの尿意を感じます。そして、トイレにたどり着く前にもらしてしまうというのが主症状になります。過活動膀胱は男女ともになりますが、尿道の短い女性の場合は尿もれしやすくなります。

突然の失禁が恐ろしくて、近くのスーパーにも買い物に行けなかったり、外に出ることさえ怖くなって引きこもりになってしまうなど、生活の質が著しく損なわれる危険性があります。

少量の尿がたまったり、冷たい水に触れるなどちょっとした刺激で勝手に膀胱が収縮し、突然の尿意となって襲いかかります。原因は「神経因性」と「非神経因性」に分けられます。

神経因性は脳や脊髄の障害によっておこりますが、非神経因性は原因がはっきりしない突発性のものが多く、加齢や骨盤底のゆるみが引き金になっているようです。

過活動膀胱の症状は、1日8回以上トイレに行き困っている場合、夜間ぐっすり眠っているのに、1回以上トイレに行くために起きる場合、急におこり抑えられないような強い尿意で、我慢することが難しい場合、尿意の切迫感で我慢しきれず尿をもらしてしまうなど思い当たる症状があれば一度泌尿器科を受診してみましょう。

 

過活動膀胱の治療法

過活動膀胱の治療法はまず、排尿日誌をつけることから始まります。トイレに行った時刻や尿の量、尿もれの有無や水分の摂取量などをきちんと記録していきます。

通常の成人の1日の尿の量は1500ml前後です。これ以上の場合は水分の取りすぎによる頻尿の可能性が高くなります。過活動膀胱の場合も水分の取りすぎは尿漏れしやすくなるので、水分摂取量の見直しは重要になります。

次に行うのが膀胱訓練です。過活動膀胱は尿意がある場合でも、実際に膀胱がいっぱいになっているわけではありません。そこで尿意を感じても15分~30分我慢して、トイレに行く間隔をあけるトレーニングをします。これは骨盤底筋体操にも役に立ちます。

薬物療法では膀胱訓練とともに「抗コリン薬」で膀胱の勝手な収縮を抑えて膀胱容量を広げていきます。

 

よき病院と医師を求めるためのポイント

過活動膀胱は薬物治療や運動治療が中心となりますから、まずはかかりつけ医を受診しましょう。専門医でなくても処方できる薬があることと、病歴を知る医師が診るので安心感があるからです。ただし、治療を始めて2~3か月経っても思わしい結果が得られない時には、泌尿器科を紹介してもらいましょう。女性の尿トラブルには次のような病院や医師を探すようにしましょう。

・患者の訴えをよく聞いてくれる

・内診時に恥ずかしさを減らす配慮がある

・処方する薬についてきちんと説明してくれる

・「女性だから、歳だから我慢しろ」と言わない

 

 

写真出典:photoAC

 

http://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC&srt=dlrank&pp=119

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