最近、うつ病と違う新たなうつ病として「新型うつ病」と呼ばれる病気が出てきました。
患者数も年々増加していき、精神疾患の中でも上位に入るほどです!
そこで本日は、うつ病とは違う新型うつ病について解説していきます。
- うつ病と新型うつ病は何が違うの?
それではうつ病と新型うつ病がどれほど違うのか?比べながら見ていきましょう。
まずは精神面です。
うつ病の場合、1日中気分が落ち込んでしまい例え嬉しい事や楽しい事があっても気分が沈んだままです。中には悲しくても感情に現れない人もいます。
一方新型うつ病の場合、通常はうつ病の方と同様で気分がなかなか優れません。
しかし嬉しい事や楽しい事があると気分が良くなり「この人本当にうつ病?」と思うほど一般の人と変わらなくなります。新型うつ病の人ですと、仕事をしている時はうつ病の方と同じなのに仕事が終わると一般の人と変わらなくなると言ったこともあります。
続いて生活面も見ていきましょう。
うつ病の方は外に出たり何をするにも進まず、倦怠感に襲われます。
食事に関しても進まず食欲不振で中には戻してしまう人までいます。
しかし新型うつ病の方は違います。
自分の好きな事をしている時は熱中して、やりたく無い事はうつ病の方と同様に倦怠感ややる気が無くなります。
食事面でも異なり、こちらでは過食になります。
ただし睡眠では、うつ病の方は朝に起きる事が多いですが新型うつ病ですといくら寝ても眠気が取れなくなります。
最後にその他の面を見ていきましょう。
うつ病の方の多くは生活・仕事等で「自分が悪い」と思いがちです。
例えば「このプロジェクトが成功しなかったのは全部私の責任だ…」「お客さんを逃したのは私の責任だ…」等のように自責の念にかられてしまう傾向があります。
そのため真面目な人・責任感が強い人がなりやすいと言われています。
しかし新型うつ病は誰でもなる可能性が高いです。
と言うのも、どうしても他人の目や批判が気になってしまい「私はどう見られているのか?」「あの人から悪口を言われている…」等のように思い込むようになります。
それが次第に悪化していき、今度は人の意見にも過敏になってしまいます。
そのため相手は強く言っていないにもかかわらず、こちらが過敏に受け止めてしまい新型うつ病になっていくのです。
- 新型うつ病に掛かったら?
新型うつ病に掛かったかな?そう思った時にはまず病院へ行きましょう。
病院に行くと、新型うつ病かどうかの判断ができますし、その後の対処法を懇切丁寧に教えてくれます。
病院以外でできる事としたら、ストレスを発散する、または生活リズムを整える事から始めてみましょう。
また外に出たくないと言う時でも外に出て、気分転換をするのもお勧めです。
最後になりますが、新型うつ病は残念な事に全員が全員認めている病気ではありません。
周囲の理解を求めるのも大切ですが、すぐには上手く行きませんのでまずは病院へ行きその後の方向性をあおぐようにしましょう。
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