「しっかりと歯磨きをしたのに息が臭い気がする…」
「自分の口臭が気になって人前であまり話せない…」
あなたはこんな悩みを抱えていませんか?歯磨きや洗口液など口臭を予防する方法は多くありますが、あくまでそれは一時的なもの。継続しなければあまり意味はありませんし、一旦悪化した口臭をこれらの方法で改善することは意外と難しいものです。
時代は21世紀。口臭を解消する方法も時代とともに変化していくものです。今回は、「口臭を改善する最新の方法」を皆さんにご紹介します。口臭を一時的ではなく、根本から改善したい人必見ですよ!
◆方法1:歯だけでなく舌もしっかり磨く
口臭を気にしている方にありがちなのが、歯は磨いているけど舌はあまり磨いていないということです。実は口臭の原因となるニオイ成分は、舌の上でつくられるのです。
皆さん、鏡の前に立って自分の舌を確認してみてください。舌に白い汚れが付着していませんか?その汚れを舌の表面の細菌が分解するときにニオイ成分が発生し、口臭の原因となるんです。歯を磨くことも当然大切ですが、口臭を改善する上でもっと大切なのは舌をしっかり磨くこと。最近では「舌ブラシ」という舌を磨く用のブラシも販売されています。上手く利用して舌の汚れを取り除きましょう!
◆方法2:次亜塩素酸電解水で口の中を殺菌
約10年前に登場した新しい口臭改善法がこの「次亜塩素酸電解水」です。聞き慣れない名前ですが、この次亜塩素酸電解水はすごい特徴を持っているんです。
“通常の洗口液などと比べて、殺菌力が非常に高い”
歯垢などの汚れの中には大量の細菌が潜んでいますが、それらの細菌は「バイオフィルム」というバリアのようなものを張っていて、通常の洗口液などではこのバリアを充分に破壊できないため、あまり高い殺菌力が発揮できませんでした。しかし、次亜塩素酸電解水はバイオフィルムを徹底的に破壊するため、口臭の原因となる細菌をほぼ完全に殺菌することができるんです。
このような高い殺菌作用を持っていながら歯などへの負担は小さいため、口臭を根本から立ちたいという方には非常にオススメの方法です。次亜塩素酸電解水は個人でも購入できますが、基本的には歯医者に行って購入することになります。
◆方法3:口の中の菌をコントロールする
この項目の題名を見て頭の中にクエスチョンマークが浮かんだ方も多いのではないでしょうか?「菌をコントロール?どういうこと?」と。
私たちの口の中には善玉菌と悪玉菌という大きく分けて2種類の菌が潜んでいます。善玉菌と悪玉菌のバランスが保たれることで、口の中の健康が成り立っているのですが、悪玉菌が増えてしまうと虫歯や歯周病、口臭などが発生してしまうんです。
菌をコントロールするとは、「口の中の善玉菌を増やして、悪玉菌とのバランスを取り戻すこと」です。最近登場した新しい方法が、善玉菌の入った錠剤をなめて、口の中の善玉菌を増やすものです。歯磨き後などに錠剤をなめることで、悪玉菌とのバランスを正常な状態に戻し、口臭を解消することができますよ。
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