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これでわかる!脳卒中 第四回 ~その他の脳血管障害 一過性脳虚血発作(TIA)とは~

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前回、前々回に脳出血や脳梗塞についてみていきましたが、第四回目の今回はその他の脳血管障害である、一過性脳虚血発作(TIA)について詳しくみていきたいと思います。

 

【一過性脳虚血発作(TIA)とは】

脳梗塞などでは完全に血管が詰まってしまいますが、一時的に血管がつまり、数分から数十分、長く続いたとしても24時間以内の間に症状がなくなるものがあります。

このような発作を、一過性脳虚血発作(TIA)と呼んでいます。

 

これは脳梗塞の前触れだともよく言われていますが、しばらくたつと血栓が溶けて普段とおなじように戻るため、体調が悪かったことを忘れて病院などにもいかずに放置してしまうかたが多いようです。

 

「ちょっと疲れがたまっていただけかな」などと軽く考えて放置してしまうと、その後の脳梗塞につながります。

 

脳梗塞を経験した人たちの20~30%くらいは一過性脳虚血発作(TIA)を経験していて、「あのときにちゃんと調べておけば・・・」と思っておられることが多いようです。

 

一過性脳虚血発作(TIA)をおこしてから5年以内くらいに脳梗塞になる人が30%もいるのだとか。

気をつけたいものですね。

 

【一過性脳虚血発作(TIA)の症状】

では、実際にどのような症状がよくおこるのでしょうか。

特徴的な症状についてみていきましょう。

 

①ろれつがまわらなくなってしまう。

今まで普通に喋っていたのにもかかわらず、急に言葉が出てこなくなり、相手の話がわからなくなってしまうことがあります。著名人がTVのインタビュー中にこのようなことがあり、数日後に脳梗塞になったというのも聞いたことがありますので注意が必要です。

②片側だけに麻痺がでる。

体のどちらか片側だけに麻痺がでます。歩けなくなったり、つかんでいたものを落としたりなどの症状が出る場合があります。

③片側だけにしびれがでる。

片側の手や足などにしびれがでてきます。触っても感覚がないような場合もあります。

④片目の視野がかけて、見えにくくなる。

突然片側の視野がかけてしまったり、ものが見えにくくなります。

⑤めまいやふらつきが出る。

突然激しいめまいやふらつきが出ることがあります。

フラフラと揺れ動くようなものから、グルグルと回転するようなものもあるようです。

 

いかがでしたでしょうか。

このような症状が出た場合は、軽く考えずにできるだけ早く専門医に診ていただくことが大切です。

一過性脳虚血発作(TIA)のときに対処できれば、その後の脳梗塞を防ぐことが可能です。

 

このように、脳卒中は怖いものですね。次回は、脳卒中がどんな人がかかりやすいのかについて詳しくみていきたいと思います。

(Photo by Ashinari  http://www.ashinari.com/ )

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