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これでわかる!脳卒中 第三回 ~タイプ別・脳出血~

投稿日:

03

第二回では、脳梗塞のさまざまなタイプについてみていきましたが、いかがでしたでしょうか。

第三回の今回は、タイプ別の脳出血についてご紹介していきたいと思います。

 

脳の出血がおこる部位によって、二種類にわけられています。

「脳出血」と「くも膜下出血」です。

まず最初に、「脳出血」についてみていきたいと思います。

 

【脳出血はなぜおこるの?】

では、まず脳出血はなぜおこってしまうのかについてみていきましょう。

血液は血管をとおっているわけですが、動脈硬化などがおこることによって段々ともろくなってきてしまいます。

脳出血は、そのような状態になった脳の動脈が、血圧が上がるなど何らかの原因によって

膨らんで薄くなり、破れてしまうことによっておこります。

 

前回ご紹介した、脳梗塞の中の「ラクナ梗塞」と同じように、脳の太い動脈ではなく、そこから枝分かれした比較的細い動脈部分におこることが多いです。

 

脳に出血がおこってしまった場合、出血した血は脳の内部にたまっていきます。

しばらくして血液が固まることによって、血腫ができます。

 

この血腫は私たちの大切な脳の組織を圧迫してしまいます。

脳の機能の障害がおこり、おこる場所によってもちがいますが、言語障害や麻痺などが起こることが多いようですので注意が必要です。

 

【くも膜下出血はなぜおこるの?】

次に、くも膜下出血と、くも膜下出血がなぜおこるのかについてみていきましょう。

 

脳のしくみはなかなか外から見えませんので、よくわからないというかたも多いと思いますのでちょっとご説明しておきたいと思います。

 

脳は人間にとって大変重要な部分です。

さまざまな指令をおこなっており、この部分に障害がおこると大変なことになるのはみなさんもご存じだと思います。

内側から、「軟膜」「くも膜」「硬膜」と呼ばれている膜に大切に包まれています。

 

このくも膜と軟膜の間にある、くも膜の下である、「くも膜下腔」というところの血管にできたこぶが破れてしまうと出血し、あふれ出た血液が急激に脳を圧迫してしまいます。

 

よくこの症状を経験したことがあるかたが、「まるで金属バットかなにかで誰かに殴られたようだった」と表現されることも多いのですが、まさにそんな激痛がはしるようです。

命の危険もある大変怖い出血です。

 

男性よりも女性に多いようで、死亡率も高いようですので高血圧気味のかたは治療をしたり、家族や血のつながった親せきにくも膜下出血の人がいた場合には、遺伝などもあるようですので注意が必要です。

 

次回は、脳血管障害(TIA)についてみていきたいと思います。

あなたは体の片方だけしびれがでたりしたことはありませんか?次回詳しくご紹介していきたいと思います。

 

(Photo by Ashinari  http://www.ashinari.com/ )

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