「あれ!?歯が黄色くなってる!」
若い時は歯が白かったのに、大人になって、または歳を重ねていくうちに歯が黄色くなった人もいるでしょう。歯が黄色くなる原因は皆さんがこれまで積み上げてきた、生活習慣、もしくは歯に問題があります。
それでは歯が黄色くなる原因は1つずつ紹介していきますので皆さんも一緒に見ていきましょう!
■1:生活習慣による歯の黄ばみ
一番多い歯が黄色くなる原因は生活習慣です。
まず「タバコ」です。
タバコに含まれている「タール」はヤニの元であり、タバコの煙が壁に付着して黄色くなるように歯も黄色くなります。特にヘビースモーカーの人では、例え歯を磨いていても長年吸ってきたタールの方が多いため黄色いままになるのです。
続いてコーヒーやお茶です。
コーヒーやお茶には「タンニン」そして「カテキン」と言った成分が含まれています。
タンニンはお肌を引き締めて毛穴を目立たなくする嬉しい効果がありますが、その分歯に付着しやすい特徴も持っています。カテキンも同様に生活習慣病の予防や血糖値を抑える効果を持っているものの、歯に付着しやすい成分です。
1日1~2杯程度であれば問題ないですが、それを何十杯と飲んでは歯が黄色くなってしまいますよ?
最後は調味料に含まれている着色料です。
着色料はカレー粉やソースにも含まれており、1ヶ月に数回程度であれば問題はないでしょう。
ですが毎日のように着色料の多い調味料を摂取しますと歯を黄色くさせる原因になります。
以上のように、歯が黄色くなるのは皆さんの生活習慣も1つの原因と言えますね!
■2:歯の問題による歯の黄ばみ
これは歳を重ねるごとに多い黄ばみです。
口内には多数の細菌がおり、その中でも有名なのが「ミュータンス菌」です。
この菌は口内にある糖分等をエネルギーとして酸を作り、私達の歯を溶かしていきます。
すると歯に含まれるカルシウムやリン酸等のミネラル成分が溶け始めてしまい、歯の表面にわずかな凸凹ができるのです。
これが若い時であれば、溶け出したミネラル成分が唾液によって中和され再石灰化します。
しかし歳を重ねると唾液の分泌量が落ちる・エナメル質が薄くなり歯の表面に凸凹ができやすくなると言った状態に陥ります。そのため若い時のように白い歯を維持するのは難しいのです。
最後になりますが、歯が黄色くなったと言っても解消法はあります。
そこまで酷くない場合は、ホワイトニングの歯磨き粉を利用すると落ちる可能性があります。それでも落とせない場合は、歯医者と相談しつつ「ホワイトニング治療」を受けるようにしましょう。
さて、次回は歯の疑問その2として「親知らず」を紹介していきます。
親知らずとは何か?そしてメリット・デメリットについて解説していきますのでご覧いただけると幸いです!
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