介護

訪問の介護サービスとはどのようなサービスなのか?

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介護サービス

訪問介護サービスは自宅に住み続ける高齢者に対して、生活援助や身体介護サービスが提供されるサービスですが、メリットやデメリットを理解しておくと要介護者の生活向上、あるいは介護者の介護負担軽減に大きく貢献します。
余談ですが、もともとホームヘルパー1級、2級、3級という資格がありましたが現在は「初任者研修」や「介護福祉士実務者研修」修了者に名称が変更されています。
そのため、上記研修修了者、あるいは介護福祉士を取得した人がサービスの担い手となっています。

生活援助とは

生活援助では、調理、洗濯、掃除など日常生活の援助を行いますが、多くの要介護者がこのサービスを利用しています。
ただし、近年の介護保険制度の改正により、もともと要介護状態や要支援状態であればだれでも利用できていたものが、「利用者が一人暮らし」「利用者の家族が障害や疾病などの場合」「利用者の家族がやむを得ない状況により家事ができない状態」であることが条件とされるようになりました。
そのため、生活援助サービスは介護保険外サービスとして同事業所が提供する場合もあります。
また、本人以外の部屋の掃除や同居家族のための家事などは介護保険の対象とはなりませんが、その線引きは難しくしばしばトラブルになることもあります。

身体介護サービスとは

身体介護サービスには、直接身体に触れる介護や、自立支援のための見守りなどが主なサービスです。
デイサービス利用前の準備や一部介助が必要な要介護者の入浴介助、排せつ介助といった利用方法があります。
生活援助が20分以上45分未満で自己負担200円程度なのに比べると30分から60分は450円の負担と利用料は高くなりますが、必要な分だけ利用できるので余分な支出は抑えることができます。
また、通院の際には介護タクシーの乗降介助が片道110円程度で利用することもできます。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護

訪問介護に似たサービスに定期巡回・随時対応型訪問介護看護というサービスもありますが、こちらは月額利用料が固定のタイプです。
定期的な見守りと、緊急時の対応を期待したい場合はこちらを利用する方がメリットは高いでしょう。

しかし、月額料金が看護を利用する場合でおよそ23,000円(要介護3)、介護のみの場合でもおよそ20,000円の自己負担がかかりますので、あまり利用しない場合には通常の訪問介護を利用する方が良いでしょう。
訪問介護で提供されるサービスを理解すれば在宅介護の助けになってくれるはずです。

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