介護施設にいざ、お世話になる…となった時、どこを選べばいいのかわからないですよね。
でも、人気がある場所や評判が良い場所は不思議と安心出来るもので、そこへ入りたいと思うのは当然だと思います!
そう思った時に、比較的人気があって入居しやすい介護施設をご紹介していきます!
入居しやすい介護施設
1.グループホーム
グループホームの正式名称は「認知症対応型共同生活介護」といいます。つまり、認知症の方を対象としたサービスです。
ということは、当然ながら認知症と診断を受けた方しか入居できないということになりますね。しかし、認知症の診断は、専門の精神科医は別として特に主治医が内科などの場合には多少の曖昧さがあるものです。ですから「もしかしたら認知症かな…?」と思われる節があれば、主治医に相談してみるのもよいかもしれません。
しかし、認知症と診断されて「嬉しい!」と喜ぶ人は、あまりいないのかもしれませんね。それでも、この介護施設には魅力があります。
グループホームの定員は、5~9人です。入居定員が多くなればなるほど、当然従業員の数も増えるのですが、ヤッパリ目は行き届かなくなりがちです。ですから、これだけの少人数で生活出来ることは、認知症の方にとっては素晴らしいことであり、さらに若干認知症状が出ている方にとっても良いことといえるかもしれません。
また、食事を一緒に作ったり、近くの公園へ散歩に出かけたりと、少人数ならではのケアを受けることが出来る施設もあります。
入居しやすい理由としては、グループホームの場合体調が悪くなり入院してしまうと、退去する事が多いでしょう。ですから、空き易い状況なのです。ただ、これは自分にとっても言えることですので…微妙ですかね。
さらに、あまり医療行為が多い方などは入居できないことが多いでしょう。
2.サービス付き高齢者向け住宅
平成24年度の介護保険改正から、国が一気に力を入れ始めた比較的新しいサービスです。しかし国では、当然ながらもっと前からこのプロジェクトは動いていましたが…。
要は、一般的な賃貸住宅にスタッフが一人常駐しており、生活相談や安否確認に一日一回以上は訪れてくれる介護施設です。
介護が必要な場合、外部にある訪問介護事業所等から訪問介護を受けることが出来ます。この施設自体に介護を行うスタッフがいる訳ではないので、どのサービス事業所を選んでも自由です。
しかし多くの場合、サービス付き高齢者向け住宅を開設している会社が、訪問介護事業所も運営してたりするので、同じ建物の一階に訪問介護事業所がありそこから訪問介護を受ける…というのが主流のようですね。
一般賃貸住宅と同じなので、高額な入居一時金等が必要なく、月の利用料も目が飛び出るほど高い訳ではありません。
ただ、お部屋の条件が緩いため、広さや設備に不満を感じる方も少なくないかもしれません。
いずれにしても、一回は現地を確認した方が良いでしょう。これは、どの介護施設においても同じですが…。
いかがでしたか?もちろん地域差がありますし、このとおりではない場合も沢山あるかもしれませんが、参考にしてもらえれば良いと思っています。
外国人労働者雇用~社会保険、労働保険の仕組み~のことならお気軽にご相談下さい。