現在の超高齢化社会は、結局のところ、高齢者の人数が増えることだけが問題なのではなく、高齢者を支えていく若い人達の数が減っていることも原因の一つといえます。
もちろん、減っていたとしても、親と一緒に暮らして介護していくことが出来るのなら、介護が必要な高齢者の生活する場所を探す必要は、子供達がいない場合を除いてありませんよね。でも、そうはいかなくなっているのが現状です。
ですから今後、自分たちの親、なかには祖父母などの介護の問題で、介護施設を検討していくことは必須条件となるでしょう。
なので、出来る限り早いうちから、良い介護施設の見分け方を知っておくことが必要なのですね。
・見た目
これは、言うまでもなく当然のことかもしれません。介護施設とは生活の場ですから、やはりキレイにこしたことはないでしょう。
しかも、高齢者は抵抗力が落ちていますので、ちょっとしたことから感染が広がっていきます。特に、トイレなどにおいては、介護という仕事の忙しさゆえにおろそかにしている施設もあります。
また、物がきちんと整頓されて置かれているかというのも着目できますね。介護が必要な方がいる場合、ほんの少しの荷物の乱れから物が倒れてくるなど危険なこともあります。
これはリスクマネジメントに力を入れているかという面からしても、良い施設とそうではない施設では分かれるものです。
職員の容姿
こんな人はいないだろう。と思うでしょう。いるのです、ピアスやネイルをした職員が。
今は、昔のように身支度に関して厳しく言われなくなり、働いている側も人間なのだから、介護の仕事をする時にまるっきり自分の私生活を消さなくても良いと言われることもあります。
しかし、正直言ってそれはきれいごとです。介護の仕事は、とにかく入居者の、高齢者の体に触ることが多い仕事です。特に入浴介助の場合、ただでさえ高齢者で肌が弱い上に、お湯にふやけていて更に弱くなっていますから、爪が少しでも伸びていれば簡単に傷つけていまいます。
またピアスは、顔を近づけることも多いのが介護の仕事ですから、相手にとっても自分にとっても凶器となり得ます。
ですから、きちんとしたモラルが徹底されている介護施設の従業員は、爪やピアスなど身支度に十分注意を払っているはずです。
施設の車の大切度
これは介護の仕事に限ったことではないのかもしれませんが、車を選ぶ感覚、またその車を大切にしているかどうかということは、結構働いている人を観察するのに役立ちます。
例えば、おかしな改造をしている車が多い場合にはどう見ますか?
或いは、ある車種ばかりがある場合は?
また、汚れている車が多い場合には?
いかついような大きな車が多い場合には、働く人に何を感じますか?
特別なことではなくても、色々な観点から介護施設を判断出来れば良いですよね。
入って後悔する前に、見学の段階で見極めてみましょう!
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