介護

働く人が優しい介護施設ってあるの?~前編

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介護施設

このタイトルを読んで〝あれ?何かおかしいな…?〟と思った人、あなたは正解です。
そもそも、介護施設とは福祉施設のことですから、社会福祉に携わる従業員が優しくない訳がない…と思いませんか?

しかも、介護施設となると主に高齢者介護となります。入居している高齢者、しかも介護が必要な方に対して、なぜ、わざわざ〝働く人が優しい施設〟を考えなければならないのでしょうか。

働く人が優しくない理由
高齢者介護の世界では、長年の間、医療をモデルとしてきました。ですから、一昔前の特別養護老人ホームなどは、広い廊下、高い天井、白い廊下や壁、そして全く同じお部屋の扉…。

働く側からみて目の行き届きやすい施設、従業者が動くための導線が確保されている施設、認知症専門の場合には歩き回っても外に出られない施設…など、およそ生活するという場とはかけ離れたような施設をつくってきました。

当然です。高齢者介護がモデルとした医療は、病気を治す場所なのですから。

そして、介護の手順についても医療モデルを手本としてきました。例えば、介護福祉士の実技試験において、寝たきりで自分では動けない方の寝返りを介助する方法は、医療の中の、特に急性期の患者を動かす方法を教えられてきました。

ですから、働く従業員においても介護士よりも看護師の方が上だという感覚が無意識のうちに染みついているような、そんな状況の中で高齢者の介護は行われてきたのです。

看護は、医療です。医療では、どちらかといえば医師や看護師の方が患者よりも優位な立場になりやすいので、その流れを踏んだ介護施設の従業者も、入居者に対する態度として、優しさよりもまずは言うことをきかせるような態度で接することが当たり前として行われてきたので、優しさは二の次だったのですね。

働く人が優しい介護施設

その① グループホーム
グループホームとは、主に認知症の方が少人数の集団で生活していく、比較的規模の小さな介護施設です。

グループホームの特徴としては、古民家を改造して運営できるような施設ですから従業員と入居者が協力しながら生活することといえるかもしれません。

例えば、日々の食事。献立は主に従業員が考えますが、調理や片づけは入居者と一緒に行うグループホームも多くあります。

また、6~9人程度の少人数での集団生活であり、目が行き届きやすい分、認知症高齢者ということも関係し、働く人と入居者のつながりや関係性というのは比較的強くなっていきます。

ただ、それが逆にあだとなる場合があり、関係性が強すぎるからこそ何か問題があった時には精神的な負担が大きくなるというデメリットがあることも事実です。

ただし、優しい従業員じゃなければそのような小さな集団の中で長く働くことは出来ないので、やはり、優しい人が働くことが多い介護施設であるということがいえるでしょう。

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