健康のために乾布摩擦をしているかたもおられるかもしれませんが、今回はタワシやヘチマなどでこする方法をご紹介したいと思います。
全身の血行が良くなることによって、鼻を丈夫にすることができます。
乾布摩擦ですと服を脱いで、長めのタオルで背中などもこすらないといけないと思いがちですが、このタワシやヘチマで腕こすりの方法なら、服を脱ぐ必要もありませんのでお手軽です。
【腕こすりのしかた】
まず、タワシやヘチマを用意します。
腕をピンと伸ばしましょう。まず左側からおこないます。
腕の外側は、手首から肩へとこすりあげるようにします。
反対に、腕の内側は、脇から手首へと下げるように交互にこすりましょう。
もしタワシやヘチマなどが用意できなかった場合には、手のひらでこすっても良いでしょう。
その場合には、両手の手のひらを50回位こすり合わせて温かくしてからおこなうと効果的です。
このようにして腕をこすることによって、鼻の様々な症状改善効果が期待できます。
ただ、タワシやヘチマなどでこするときには、あまり力を入れすぎると赤くなってヒリヒリしてきてしまうこともありますので皮膚の弱い方は特に注意が必要です。
ごく軽い力で十分ですので、両腕をこすることを毎日根気よくおこなうようにすることが重要です。
【腕こすりの効果】
食べ物などでも不摂生が続くと肌荒れになりますよね。それだけではなく皮膚の状態は「肺」の影響もうけています。肺が悪くなると鼻も悪くなります。
鼻が悪いかたは肌荒れもある方が多いようですので体は一つのところが悪いと思っていても実際にはいろいろなところが関連しあっていることがわかります。
腕こすりをすることによって「気」の流れも良くなるので、根本的な体質改善にも効果が期待できそうです。
腕をこすることによって、全身の血流が改善し、鼻づまりなどの不快な症状が改善するだけではなく、女性のかたなどですと特にうれしい皮膚の新陳代謝が活発になることによる美肌効果も期待できます。
肌あれや肌のくすみがましになり、肌のツヤがでてくることもあるようですので根気よく毎日おこなうことが大切です。
肘や手首付近には「痔」の特効ツボもあるようです。痔も血流が悪くなり血が滞ることによっておきますので、そのようなことでお悩みの方にもおススメです。
このように、さまざまな効果が期待できる「腕こすり」是非一度お試しください。
(photo by Ashinari http://www.ashinari.com/)