皆さんは眼に良い食べ物と言えば何を想像されますか?
多くの人は「ブルーベリー」もしくは「カシス」と答えると思います。
確かにブルーベリーやカシスに含まれているアントシアニンは、眼病予防から眼精疲労をとる等、多くの効果で私達の眼を守ってくれます。
しかし眼に良い成分はアントシアニンだけでなく「ビタミンA」も大きな効果を発揮してくれます!
ではどのような効果を私達に発揮してくれるのでしょうか?
■1:眼の粘膜を健康に保つ効果
私達の体内には多くの粘膜があります。
例えば口・喉・鼻・胃腸・気管支・皮膚等が大量に粘膜がある場所です。
もちろん眼の中にも粘膜は存在していて、眼に侵入したゴミや細菌から私達を守ってくれます。
しかしビタミンAが不足しますと粘膜が少なくなり、外敵が侵入しやすい状況を作り上げてしまいます。
すると眼の潤いが無くなりドライアイのような状態になる、また粘膜が少なくなるので外敵が侵入しやすくなって細胞を傷つけ始めます。
結果、網膜や水晶体が傷つけられてしまい白内障や緑内障等の病気に発展する恐れがあります。
ビタミンAを摂取して健康な粘膜を保ちましょう!
■2:視機能を健康に保つ効果
皆さんも経験があると思いますが、明るいところから急に暗いところに入ると馴れるまで時間が掛かりますよね?でも数分経てば眼が慣れてきて暗いところでも一定の視界は確保されるようになります。
これは私達の眼の中にある「ロドプシン」が活躍しているからすぐに慣れるようになるのです。ロドプシンは眼に入った光によって一度分解され、その光を脳に伝達する事で皆さんの視界が保たれているのです。
次の光のために再合成を行いますが、活動が鈍いと眼がかすんだり夜目になる可能性があります。
ロドプシンはビタミンAが主成分ですので「最近になって眼がかすんできたな…」「眼が疲れてるな…」と思ったらビタミンAを摂取してみましょう。
そしてタイトルでも紹介したアントシアニンにも、再合成を補助する効果を持っていますので是非とも一緒に摂取しましょう。
■3:ビタミンAには脂溶性があるので注意しましょう!
いかがでしたでしょうか?
ビタミンAは上記のようにアントシアニンに負けない程、眼の健康を維持する効果を持っています。しかし注意点として「脂溶性ビタミンA」を摂取すると、余計な脂肪が付いてしまうので注意が必要です。
適量であれば問題ありませんが、大量に摂取しますと体内で分解されにくい成分ですので脂肪として溜まる危険性があります。
レバー類に大量に含まれていますが、大量摂取は肥満のもとですので摂取には気をつけましょう!
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