鼻を丈夫にしたいかたは、どうしても鼻という一部分だけに意識を向けがちですが、実はほかの部分にも注意が必要です。
特に目と鼻は近い部分ですから、目が悪くなると鼻にも、鼻が悪くなると目にも互いに影響が及ぶことがあるようです。
「目から鼻へ抜ける」ということわざがありますね。これはとても賢いさまのたとえですが、これもつながりがあるからこのようなことわざができたのかもしれません。
現代人は、目の酷使によって疲れ目になりがちです。パソコンなどを見続けていると目がチカチカして痛くなり、肩や首がこり、頭が痛くなってくるというような方も多いのではないでしょうか。
これらの状態は鼻の状態にも自然とつながってくる可能性が高いようです。
今回は、目や鼻など様々な症状に効く最強のツボをご紹介したいと思います。
【手にある最強のツボはここ!】
・合谷(ゴウコク)のツボ
左右の第一、第二中手骨、わかりやすくいうと手の親指と人差し指のつけねの骨が合流する部分から、少し人差し指よりの部分、手の甲側にあります。
ここを指で触るとクボミがありますのでわかりやすいとは思いますが、親指でグッと押してみるとイタ気持ち良いようなジーンとする感覚があると思います。その部分が合谷のツボです。
この部分を左右とも「3~4秒押して、3~4秒離す」を繰り返したり、バリエーションとして親指をあてて小さな円を描くようにグリグリとまわしながら指圧しても良いでしょう。
こちらの合谷のツボはまさに万能ツボです。
目の疲れや鼻づまりなどにも効果があります。
また、花粉症、鼻づまりなどの鼻の症状や目の疲れからくるような頭痛や肩や首のこりから、鼻血、鼻水などにも効果があるといわれています。
また、そのほかにも視力低下予防、めまい、歯の痛み、不眠、物忘れ、便秘や下痢などさまざまなものに効果があるといわれている最強のツボです。
手にありますのでいつでもどこでも気軽に押すことができますね。
鼻はもちろんのこと、なんだか近頃体の調子が悪いなと思った時にすかさず指圧しておくと効果が期待できるかもしれませんね。
テレビを見ながらでも、だれかと話しながらでも、通勤途中でも手の甲ですから押していてもさほど不自然ではない位置ですので、暇な時にここを押すように習慣づけておくのも良いかもしれませんね。
日ごろからこの万能ツボを良く押して、体調管理に努めたいものですね。
(photo by Ashinari http://www.ashinari.com/)