何か具合が悪いときに、何の薬もないということはないでしょうか。
そのようなときや薬を飲みたくないとき、赤ちゃんがお腹にいるので薬ができないなどというときにツボ治療ができると便利な時がありますので覚えておきたいものです。
【耳鳴りやめまいはなぜおこるの?】
耳鳴りやめまいにはさまざまな原因がありますが、両者どちらにも共通する原因として考えられることは、「血液の循環が悪くなっている」ということです。
血は全身を流れていますが、どこかの血流が悪くなるとそのシグナルとして耳鳴りやめまいなどがおこることがあります。
よくストレスなどで耳鳴りやめまいやおこることもありますよね。
この時も、過度のストレスにより交感神経が緊張しすぎるなどの原因で血流が一時的に悪くなってしまい一過性の耳鳴りやめまいが発生します。
他に気圧の変化などでも敏感な人は体が反応してしまうことがあるようです。
ストレスをためないようにし、気圧の急激な変化などがありそうな日には休息を心がけるなどの工夫で耳鳴りやめまいなどをおこりにくくすることが可能ですが、どうしても無理をしないといけないようなときもありますよね。
【耳鳴りやめまいが気になる時のツボ】
そのようなときにおススメなツボが3つありますのでご紹介したいと思います。
・翳風(エイフウ)
エイフウのツボは左右の耳たぶの後ろのクボミの部分にあります。
急に耳鳴りがしたり、ポーっとして耳が聞こえにくくなってしまったときにおススメです。
下から上側に突き上げるようにイタ気持ち良いくらいの力で押してみましょう。
耳鳴りがするのは片側だけのことも多いものですが、両方の耳のツボを押しましょう。
・百会(ヒャクエ)
こちらは脳を活性化するなどさまざまな効果が期待できる万能ツボです。
頭の左右中央部てっぺんのところにあります。
普段から何もないときでも押しておくと安心です。
・風池(フウチ)
こちらは後頭部の髪の生え際襟足の部分にある高く飛び出た骨の下の左右のくぼみです。
ストレスなどで血圧が上がっているような気がした時に押しておくと良いでしょう。
左右のツボに親指をあてて、少し上の方に押し上げるように刺激すると良いでしょう。
首付近はデリケートなので、あまりきつく押しすぎないように注意しましょう。
これらのツボを常日ごろから押していても症状が全く改善されない場合には何か重大な病気の場合もありますので、お医者様の診断をあおぐようにしてください。
(Photo by Ashinari http://www.ashinari.com/ )