現在、眼鏡と並んで視力の矯正に役立つアイテム「コンタクトレンズ」を使用している人も多いでしょう。確かにコンタクトレンズのケアは毎日しなければいけませんが、眼鏡と違い顔にかかる重さもなく裸眼に近い状態を維持できます。
それに現在では「1day」等のように1日・1週間・1ヶ月と言うように期間によって選択できるタイプまで発売されています!
しかし、いざコンタクトレンズを作ろう!と行きますと「ソフト」「ハード」の選択で悩まれるでしょう。
「どっちも変わらないのかな…?」「ハードって聞くと硬そうだし…ソフトの方が良いのかな?」等々意見もあると思いますので今回、ソフト・ハードの違いをメリット・デメリットを加えて紹介していきます。
■1:ソフトレンズのメリット・デメリット
ソフトレンズのメリットは簡単に利用できて外れにくいところです。
もともとソフトレンズは、レンズ自体に水分を含んだ素材でできています。
そのレンズが角膜全体を覆うように装着され、角膜へ水分と酸素を届けるためにソフトレンズを通して含まれている水分と涙で供給するのです。
角膜全体を覆うように装着するため、コンタクトレンズにありがちなゴロゴロした感じは殆どありません。それに激しい運動を行っても、途中で外れるような事も少ないためスポーツをされている人にはオススメのコンタクトレンズです!
一方デメリットとして、長時間付けていると目が乾いてしまい取り外しにくくなる・角膜
の障害に気づきにくいと言う事が挙げられます。
ソフトレンズは先ほども紹介したようにレンズ全体が水分を含んだ素材でできています。
しかしこれが乾燥しますと、ぴったりと角膜に付いてしまい取り外しの際に苦労する事があります。
また角膜を全体に覆っているため、角膜の障害があったとしても再びコンタクトレンズで蓋をしますので気づきにくいです!そのため症状が悪化してから気づく事があります。
■2:ハードコンタクトレンズのメリット・デメリット
続いてハードレンズを見ていきましょう。
ハードレンズのメリットとして、ソフトレンズ以上に目へ酸素を供給しやすい・乱視矯正ができる・取り外しやすいところです。
ハードレンズは3種類の方法で目へ酸素を供給していきます。
1つ目が素材を通した供給方法、2つ目がまばたきによってハードレンズが動きその間に涙が酸素を供給する、そして3つ目はソフトレンズのように角膜全体を覆っていないため酸素を角膜に届けやすいのです。
またハードレンズの素材であれば、もともと乱視の方でも視力の矯正と共に乱視の矯正もできます!
何より、初めての人でも簡単に取り外しができるのも好まれる理由の1つです。
デメリットを挙げますと、ずれる可能性が高いため激しい運動に向かない・最初に感じる違和感があります。
ソフトレンズのように密着していないため、もしも激しい運動をしますと落ちてしまう可能性があります。落ちてしまうと探すのも一苦労です!
そしてもう1つ、ハードレンズはソフトのように軟らかくないため最初に感じる違和感が気になる人もいるでしょう。
「ハードの違和感が嫌だな…」と思ってソフトへ移行する人もいるぐらいです。
以上のようにソフト・ハードにはそれぞれメリット・デメリットがあります。
ソフト・ハードを選択される際、自身の用途にあった選択をしてみてはいかがでしょうか?
例えばスポーツをされる人であればソフトコンタクトを、仕事や学校等のように激しい運動をされない人はハードにする。
そのように自身に用途にあった選択をして、より良いコンタクトレンズでの生活を送ってみましょう!
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