介護

発声のリハビリ。食道発声についてご紹介します。

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食道発声

リハビリは手足だけでなく喉の治療等で声が出せなくなった人向けに声のリハビリも行われています。
芸能界で例をあげると、最近テレビCM等でもよく見る、
声帯を全摘出した「つんく♂」さんも、声のリハビリに取り組んでいる1人です。

つんく♂さんの、声のリハビリで注目されているのが「食道発声」です。
そこで今回、声のリハビリで行われている食道発声とは何かを紹介していきます。

食道発声とは?

食道発声は声帯がなくても今ある器官を利用して話す方法です。

始めに人間は口や鼻から空気を取り込みますよね?
その空気は通常、肺に溜まりそして声帯を通して声になります。

一方食道発声は空気が食道を通して胃に溜まるようになるのです。
そして食道の入り口付近にある粘膜をまるで声帯のように活用する事で声を出せるようになるのです。身近な例で言いますと「ゲップ」を人為的に出して、ゲップを今度は声に換えると考えていただければ良いでしょう。

食道発声をするには…

声のリハビリで食道発声を行うには3つの方法があります。

1.呑み込み法

呑み込み法は皆さんが水や食物と一緒に空気を呑み込む時と同じように呑み込んで声を発生する方法です。
リハビリに取り組まれている人でも、今まで食物を摂ってきていない人はいませんので習得するまでそこまで時間が掛からないのがメリットです。
しかし、呑み込む動作の時に一時的に口が閉じてしまい発生まで時間が掛かるため会話に不自然さが出てしまいます。

2.空気を注入する方法

これは先ほどと少し似ていますが、呑み込み方のように一時的に口を閉じることなく一気に奥へ空気を入れますので不自然さが出ません。
そのため時間が掛かる不自然さが生じず、慣れてくれば声帯があった時とはいきませんがどなたでも分かる会話ができるようになります。
ただし、一気に食道の奥へ空気を入れますのでいびきをかいたような「グー」と言う雑音が生じます。

3.吸引法

先ほどのように空気を押し込むのではなく、口や鼻から同時に空気を吸い込むようにして声を出す方法です。こちらも身近な例で言いますと「腹式呼吸」のように声を出すようになります。この吸引法がマスターできれば、通常声を発するような自然な会話ができると言われています。

最期になりますが、声のリハビリ法とし上記の食道発声のリハビリがあります。
しかし食道がんのように、食道が使用できなくなる場合は器具を利用した発生方法になりますのでこちらの方法は利用できません。
とは言え、声帯を切除した人にとっては再び声を発する事ができるようになりますので是非ともリハビリを行っていただきたいと思っております。

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