ストレッチは自分で手軽に行える人気のボディケア方法です。
ストレッチには多くの種類があり、その効果も多種多様です。
時間のあるときだけでなく、何かをしながらでも行えるストレッチもあります。
自分の生活スタイルや解消したい悩みに合ったものをチョイスできるというのも人気の理由でしょう。
今回は、寝起きにピッタリなストレッチをご紹介したいと思います。
みなさんは朝目覚めてからすぐに布団から出ていますか?
アラームで目は覚めたものの、なかなか眠気がとれずにしばらく布団の中にいるなんて経験はありませんか?
毎朝すっきり目が覚めてすぐに布団から出られるのは理想的ですが、それが難なくできるという方は恐らく少数派なのではないかと思います。
寝起きのストレッチをすると、朝目覚めていてもなかなか布団から起き上がれないというようなことが少なくなります。
ぼーっとしながらもストレッチで体を動かしているうちに、体も脳も徐々に覚醒していきます。ストレッチが終わる頃には体も程よくほぐれて温まり、自然な形で布団から出られるようになります。
また、朝起きてすぐにするストレッチは体の代謝を上げる効果もあるといわれています。
代謝量を上げることは、痩せやすい体にすることにつながります。
寝起きストレッチには、ダイエット効果もあるといえるのです。
ストレッチはなるべく毎日行うことで、より効果を発揮します。
とはいえ、寝起きにあまり複雑なストレッチはしたくないし続けるのもキツイと思いますので、覚えやすい簡単なストレッチをご紹介します。
体を上下に伸ばすストレッチ
①布団の上に仰向けになり、足は楽な程度に開きます。
②万歳するように両手を上げ、ゆっくり息を吸いながら全身を伸ばしましょう。
③伸びきったところで息を止め、3秒ほど静止します。
④息を吐きながら、体を脱力させます。
※これを3回繰り返します。
体を左右にひねるストレッチ
①仰向けになり、両腕が左右に開いた状態にします。
(全身が十字になっているような形です。)
②右ひざを立て、下半身だけを左に倒していきます。
逆に上半身は右に向かうように力を入れます。
上半身と下半身で反対方向に力を入れるため、ウエスト部分をひねるような形になります。
③10秒キープしたら、脱力します。
逆も同じようにやります。
気を付けたいのは、伸ばしたり倒したりするときに反動をつけないことです。
寝起きということもあり激しい動きは避けたいのと、筋などを痛める可能性があるからです。
力を入れすぎず、ゆっくりと自分のできる範囲で行いましょう。
寝起きストレッチ、簡単なものばかりなのでぜひ一度お試しください。
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