介護

親が突然、介護サービスが必要にっ!あわてずにどうすれば良い?第五回~訪問リハビリテーション~

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一緒に暮らす親が…或いは実家で暮らしている親が、突然介護が必要になってしまった時、どのような高齢者向けサービスが利用できるのかということを調べています。

 

前回では、訪問介護と訪問看護について取り上げました。両方とも、自宅へ訪問してきてくれて必要な介護・看護を行ってくれるサービスでしたね。

 

では、ついでですから、訪問系をもう少しみてみましょう。

 

「訪問リハビリテーション」

PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)といったリハビリ専門スタッフが、自宅に来てくれます。これらの職種のことを総じて“セラピスト”と呼んでいます。

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セラピストに求められていることは単にリハビリのための運動や体操を行うのではなく,高齢者に障害が生じて介護が必要になったとしても、出来るだけ、今まで暮らしてきた地域で、今まで培ってきた社会活動(公民館活動など地域の活動も含め)に参加するために必要な機能を回復或いは維持するための取り組みだといえます。

 

ただ、自宅に来てくれる訪問リハビリの一番の強みは、自宅の環境や設備を用いて実際の生活に役立つリハビリを行ってくれることです。

 

というのは、通所リハビリのように自宅ではなく通所施設に通ってリハビリを行う場合、全ての環境が、危険がないように整えられている中での訓練になります。

 

意図的に段差がない施設をつくってあるのですから、段差に気をつける必要がありません。確かにこの環境なら、身体機能を向上させる訓練に没頭することが出来るかもしれませんが、基本的に利用する人は自宅の環境で生活しているのです。

 

自宅には、段差があるとか手すりがないとか、また廊下やトイレが狭いなど障害を抱えた方には生活しにくい環境が整っています。しかし、その中でどうやって危険を減らして生活することが出来るのか、そこにアプローチできるのが、訪問リハビリの強みです。

 

平成27年4月の介護保険改正では、リハビリ系のサービスにかなり重点がおかれました。今後も、この傾向は変わらないといえるでしょう。

 

「居宅療養管理指導」

これは医師、歯科医師、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士、看護職員によって行われるサービスで、介護が必要な高齢者が自宅で暮らしていくために、各職種がその専門性を活かした指導や助言を行ってくれます。

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一月に訪問してくれる回数などは職種によって違いがありますが、医師か歯科医師が、居宅を訪れて指導する必要性を認めた場合に、利用することが出来ます。

 

最近の傾向としては、薬局の薬剤師が自宅に来てくれるようになっていますし、管理栄養士における栄養指導や歯科衛生士における口腔衛生などで、口から食事が摂れる喜びを続けられるような支援が広がっています。外国人労働者雇用~社会保険、労働保険の仕組み~のことならお気軽にご相談下さい。

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