介護現場で使える便利グッズ2
介護現場では福祉用具をよく利用します。
車いすにクッションをたくさん挟んでモコモコにすることによって姿勢を安定させたり、お尻にかかる体重を分散させたりする効果を期待しています。
クッションはベッドでも役に立つのですが、布団の中にクッションをたくさん入れてしまうと暑くなってしまうのでパイプクッションなどを駆使して体位を安定させるのに利用します。
身近にあるものでも使い方次第で介護者も要介護者も楽に過ごせます。
寝る時に利用する介護グッズ
以前はいかにも介護服とか病衣といったおしゃれ感の無いものが多かったですが、最近になって見た目は普通の寝巻だけどボタン部分が大きくなっているものやマジックテープのものが作られており、着脱がしやすく着心地の良いものになってきています。
素材や色も多種多様ですので専用のものを見てみると使いやすいです。
それから、オムツやパットもどんどん薄くなっていて、吸収力も随分良くなってきています。
大抵の場合は尿取パッドがあれば十分なほどです。
日々の尿量やタイミングが分かれば何度も交換する必要もありませんし、ゴアゴアした大きなおむつやおむつカバーが必要なくなればおむつかぶれなども軽減できます。
メーカーの特徴に合わせて選択してみてください。
ベッド上での清拭に使える介護グッズ
入浴介護は非常に重労働です。
1週間に2回のデイサービスや訪問入浴を利用して入浴したとしても、暑い日はどうしても汗ばんで気持ち悪くなるものです。
そんな時には清拭をするのが一般的ですが、清拭にも便利なものがたくさんあります。
今では当たり前になっているウェットティッシュですが、使い捨てで分厚いものが出てきていて、タオルを使って清拭するより手間が省けます。
また、ドライシャンプーも種類が豊富ですのでちょっとすっきりしたいときにはウェットティッシュなどと合わせて利用すると便利です。
こんなものもお勧め
一般的にも利用されているもので、介護現場でも使われているグッズもあります。
例えば、丸いドアノブを空けるときになかなか力が入らなかったり、回すという動作が苦手な場合、あるいは丸いキャップや瓶のふたを開ける時に力が入らなかったりしたときに便利なグッズがあります。
装着するとレバーハンドルに早変わりするので力が伝わりやすくなって便利です。
拘縮が進みつつある場合には拘縮改善クッションとして手指用や足用がありますが、指の間に入れて使います。
タオルを巻いて代用することもできますし、手袋や軍手で手作りしたりすることもできますので身の回りの物を工夫すると介護グッズとして使えます。
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