外国人労働者と働く

国が違うと感覚もまるで違う

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工場で働いていました。営業や販売のお仕事とは違って、基本的には黙々とひたすら手を動かす作業です。パートのベテランお母さん方も多く、手慣れたベテランパートさんは喋りながら大量の仕事量が可能でした。ですが、繁忙期になればパートのお母さん方を総動員しても仕事量が追いつかず、たびたび外国人労働者の人達を受け入れるようになりました。外国人労働者の方々はまず大型のバスで観光よろしく最初に工場の様子を集団で見に来て、母国の通訳の方なのか、仕事斡旋業の方なのか一通りの説明をしていき、彼らは真面目に喋らずそれを見つめています。後日、その全ての人達かはわかりませんが、ある程度の大人数の方がドッと工場にいざ本番とばかりに仕事をしにきてくれます。だいたいが中国の方々なのですが、仕事始め早々にいきなり日本語が全くわからないようでして、作業ができません。外国で働くからにはある程度のその国の言葉をわかってきているのだろうという勝手なこちらのイメージにより、いきなり仕事が頓挫します。身振り手振りで教えても、全く伝わらず、繁忙期の仕事だというのに仕事がどんどんたまる一方です。そして、すでに職場で働いてくれていて、ほかの行程で作業をしている同じ中国のちゃんと日本語が伝わる方に説明してあげて!とその人を通訳と仕事の説明役として駆り出されます。もちろんその駆り出されてしまった人の行程のお仕事はその人がレンタルされてしまうので、仕事量が停滞し始めます。仕方ないことですが。それで、同じ国の方々同士、大抵は先輩外国人労働者の方の上手い指導やおおらかさもあってなんとかほんのすこしの作業のお手伝いができる程度になるのですが、たまに外国人労働者の方の中にも個性が強い人がいて、こんなのできない!とか、こんな丁寧な作業したくない!など、大声で先輩外国人労働者さんに怒鳴って怒る方もいます。もちろん、日本語ではなく中国とかなので最初はこちらは何だろう?という感じで見ているのですが、先輩外国人労働者の方が外から見ても明らかに頑張ってなだめようとしているのに、それを物ともせず物凄い剣幕でずっと怒ってる様子でワーワー言っていて、最後に道具を投げつけたかと思うとそのまま職場を離れて出て行って辞めてしまう人もいました。日本人としては、海外にまできて働こうと思っている時に、初日というかなり緊張する日のうえに丁寧に仕事を教えてくれる同じ国の先輩に対して、大声で何度も怒鳴ってあげくの果てにものも投げつけて職場放棄という感覚が理解できません…色々戸惑うことはあっても、自分だったら、海外で同じ言葉を喋る人には頼ってしまうでしょうし…。後々聞くと、やっぱりその人はかなり個性が強かったと困った様に言っていましたが…。やっぱり感覚が違うな、と思ってしまいました。

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