最近プチ断食というものが密かに若者の間でブームになっています。
断食と聞くと、宗教間の厳しい決まり事のようなイメージがありますよね。
ですが、今回進めたいのはプチ断食です。
プチ断食は、8年ほど前に、芸能人が数日間だけ行った様子がメディアに紹介されたことでブレイクしました。これが最近になってまた熱を帯び始めています。
このプチ断食は、プチとつくだけにちょっとした断食です。
厳かな雰囲気で、断食道場へ行き鍛錬をするわけではありません。
自宅で1日~数日間だけ行うことで、デトックス(解毒)作用や便秘改善などの効果、ダイエット効果を促します。
そんなプチ断食についてご紹介していきます。
詳しい方法は?
プチ断食は、週末の三日間(金・土・日)おこないます。
土日が休みの働いている人にとっては、生活リズムがつくりやすくておすすめです。体調が良い日を選んでおこない、女性は生理日を避けましょう。
1.予備断食
朝食は普段通り食べましょう。昼食は腹八分目にして、夕食は普段の半分の量にして就寝3時間前までに済ませましょう。水分を意識して多めに摂り、アルコールや揚げ物などは避けましょう。
2.本断食
水以外は何も口にしていけません。脱水症状を避けるため、水は意識して多めに摂りましょう。血圧や血糖値が一時的に下がることがあるので、激しい運動は避け、静かに過ごしましょう。夕方には空腹感に襲われるかもしれませんが、明日の朝食(おかゆなど)を楽しみに頑張りましょう。もし、どうしてもつらいという場合は、スポーツドリンクや野菜ジュースを摂っても良いでしょう。
3.復食
プチ断食において最も重要な最終日です。予備断食の日の夜からこの日の朝まで、30時間以上内臓は休止しています。胃腸に急激な負担をかけないようにおかゆなどの消化の良いものを少しずつ食べましょう。断食をすると味覚や嗅覚、視覚などの五感が研ぎ澄まされるので、一杯のおかゆがものすごく美味しく感じられるでしょう。昼食も消化の良いものを少なめに食べて、夕食は普段通りの食事に戻しましょう。脂っこいものやアルコールは避けてください。この日に暴飲暴食をすると、これまでの三日間の努力が水の泡になってしまいます。
気になる効果は?
水以外何も口にしないので胃腸を休ませることができ、体内の糖質が枯渇することで体脂肪が燃焼されやすくなります。
この体脂肪の燃焼されやすくなる期間も効力は約1日なので、プチ断食は本当にちょうど良い期間とされます。
そして普段消化のために使われるエネルギーが体内の老廃物や余分なものを体外に排出するために使われて、宿便の排泄など便秘改善にも効果的です。
プチ断食の最大の効果は、その後の食生活への意識が変わることです。少しずつプチ断食を繰り返すことで、食べ過ぎていたり偏っていたりした食生活を見直していき、ライフスタイルがより良いものに変わることが期待できます。
間違ったやり方でプチ断食をおこなうと、リバウンドや体調不良を招くこともあります。無理なく正しいやり方でプチ断食を生活に取り入れて、ヘルシーボディを手に入れましょう!