皆さんは目の病気の1つ「ものもらい」と言う病気を知っていますか?
ものもらいは、まぶたの一部分が腫れあがり痛みを伴う病気です。
とは言え、発症した事が無い人ですと
「ものもらいに掛かった事が無いから良く分からない…」
「対処法が分からない…」
と感じるでしょう。
本日は、そんな方々のためにものもらいについて1つずつ解説していきます。
■1:ものもらいの原因は何?
最初は痒く、症状が進行すると痛みに変わるものもらいはなぜ発症するのでしょうか?
原因は目の縁側に「黄色ブドウ球菌」等の細菌や雑菌が溜まる事で発症します。
このブドウ菌は、目だけでなく私達の鼻や喉、手足、そして髪の毛等幅広く生息しています。他の細菌と比べると感染力も弱いため、いたからと言ってすぐに感染する事は少ないでしょう。
ですが体調不良で体の免疫力が低下、または目に怪我をした時に入り込まれてしまいものもらいになります。特に目をこすってしまうとこすったところに傷ができてしまい、ブドウ菌等が入りたい放題になりますので注意ですよ!
■2:ものもらいになった時の対処法は?
「ものもらいかもしれないけど…仕事が忙しくて眼科にいけない…」
お仕事をされている人ですとそう感じる人も多いでしょう。
では眼科に行くまで何もしない方が良いのでしょうか?
決してそのような事はありません!
自宅でも対処法はありますので2つほど紹介します。
まず痛むようなら清潔なタオルで冷やしましょう。
炎症を起こしている際、まずは目を冷やして炎症を引かせるようにしましょう。
ぬるめのお湯に付けたタオルも確かに良いですが、血管が広がり余計に痛みが増加する可能性があります。
続いてコンタクトレンズやアイメイクを極力控えましょう。
特にコンタクトレンズは、細菌が溜まりやすいため眼鏡に変更するようにしてものもらいの拡大を防ぎましょう。
これはあくまでも眼科に行けない時の対処法ですので、早めに眼科へは行くようにしましょう。
■3:ものもらいの治療法
眼科で検診を受け、もし軽度であれば点眼治療や飲み薬で済みます。
ですが、重度の場合は切開することもあります。
と言うのも菌が繁殖して膿を持ってしまい、放置すると日常生活に支障が出るほど肥大化します!そのためできるのであれば早めに眼科へ行きましょう!
最後に。
ものもらいは目の病気の中でも発生しやすい病気の1つです。
「私は大丈夫!」と言う人でも、原因となる菌が身近にいる菌ですのでいつ発生するか分かりません!
感染しないためにも目を大事にすることが重要ですよ?
そして次回!
夏場に多い病気として「流行性角結膜炎」について紹介していきます!
こちらの病気は特にプールで泳ぐ子供に多い病気ですので、お子さんをお持ちの両親は是非とも確認していただけると幸いです。
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