予防医療、つまり介護保険でのリハビリテーションがこれからは重要になってくると思われます。
それでは、具体的に介護保険ではどういったサービスがあるのでしょうか。
住み慣れた地域でリハビリテーションを
人間は殆どの方が、生まれ育った場所で生活を送りたいと思います。
住み慣れた地域で少しでも長く生活ができることがどれほどありがたいことなのか。
そのためには、やはりリハビリテーションは重要になってくると思います。
今は良くても病気というのは殆どが突然やってきます。
病院を退院して、在宅で1人暮らしをされるのに不安がある方は介護サービスを利用してはいかがでしょうか。
地域で介護サービスを利用しよう
介護サービスには様々な種類があります。
大まかにはデイケア、ショートステイ、訪問リハ、入所などです。
普段は在宅にいる方でも、週に何度かサービスを受けることが可能です。
リハビリが中心となるサービスになるので、身体機能の維持・回復や痴呆の軽減と日常生活の回復が目的となります。
送迎や食事・入浴介助もあります。
ショートステイ(短期入所生活介護)は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、自宅にこもりきりの利用者の孤立感の解消や心身機能の維持回復だけでなく、家族の介護の負担軽減などを目的として実施します。
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)などが、常に介護が必要な方の短期間の入所を受け入れ、入浴や食事などの日常生活上の支援や、機能訓練などを提供します。
自宅にいてもリハビリテーションは受けられる。
在宅にいる状態でもリハビリテーションを受けられるサービスはあります。
訪問リハビリテーションというサービスがあります。
これは訓練室で行われている一般的に思い浮かべるような、筋力トレーニングなどの機能訓練のみを行うものではありません。
自宅で生活している人が生活する力を維持・向上していくためには、機能訓練を一生続けていく事が重要ではなく、現在の能力を普段の生活で使い続けていく事が重要になります。
内容としては、利用者の状態や自宅環境に応じて実施するので、個別性が高く、ひとりひとり異なります。
具体的には現在の状態を維持していくための、評価を行い、それに合わせての訓練や指導、活動性の低い方へは寝たきり予防を行います。
また自宅での環境整備・手すりなどの福祉用具や住宅改修のアドバイスなどを行います。
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