「明日から有給休暇を使って海外旅行へ行くぞ!」「学生最後の休みだし海外旅行で思い出を作ろう!」
海外旅行へ行く人の動機は様々ですが、多くの方は楽しむために旅行へ行くと思います。
その旅行で、皆さんの楽しみを大幅に減らす厄介な症状があるのをご存知でしょうか?
それは海外旅行先で発生する「下痢」です。
下痢になりますと思うように歩けませんし、いつ襲ってくるかも分からない便意と戦わなければいけません!ではなぜ旅行先で下痢が発生するのでしょうか?
■1:現地の食べ物や飲み物によって発生する下痢
現地の食べ物や飲み物は日本とは全く別物です!
食べ物から見てみますと、国によっては大量の油や香辛料を使った味の濃い料理が出てくる時があります。
料理自体は良いのですが、問題はそれに使われている油と食品です。
以前問題になったのが「廃油」と呼ばれる日本では処理されるはずの油を「コストが抑えられる」と言う理由で使っていました。
すると、体がその油に付いていけずに腸内環境が悪化して下痢を起こします。
同じく食品も保存状態が悪いものや屋台で販売されている食品ですと、国内のように保存されている訳ではありませんのでお腹を壊す原因になります。
では飲み水に関してはどうでしょうか?
飲み水については現地の水道から出る水はオススメできません。
国内の感覚で飲みますと、処理し切れていない病原菌やウィルスをそのままの飲むことになります。そのため水の場合は現地で購入する必要があるのです。
■2:免疫力が下がりウィルスや細菌に侵入されて発生する下痢
次は免疫力の低下によって発生する下痢です。
国内旅行と違い、海外旅行は何かと疲れてしまいます。
「時差ボケ」「国内と海外の違いで感じるストレス」「疲労」等のように免疫力は疲れやストレスで大いに低下していきます。そこへつけこんでくるのがウィルスや細菌です。
先ほど紹介した水もそうですが、保存状態の悪い食品や屋台の食べ物にもいる可能性があります。これは発展途上国だけでなく、先進国の料理や水であっても同じです。
対応策としては事前に評判の高いレストランや料理店を調べておいたり、現地の状況(水道環境・食品事情・屋台の注意点等)を調べておけば防げるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
「楽しい海外旅行が待っている」と思っていても、一歩間違えれば旅行中は下痢に悩まされるある意味思い出になる旅行になってしまいます。
そのような悪い思い出を作らないためにも、現地の情報を事前に仕入れると共にうかつに現地の水や食事を摂取しないようにしましょう。
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