夏へ近づくにつれて皆さんの目には「紫外線」が襲い掛かります。
紫外線を一定以上浴びてしまうと雪眼炎や白内障の原因になりますので、紫外線をできる限り避けたいところです!
そこで役立つのがサングラスです!
現在ではメガネ専門店でも扱っていますので手軽に入手できます。
そこで本日は、紫外線から目を守るサングラスの選び方を紹介していきます!
■1:色が濃いサングラスを選べば大丈夫?
サングラス選びで勘違いしやすいのが「色が濃いサングラス」を選択することです。
確かに色が濃いサングラスをかけると、紫外線が遮断されるように見えます。
しかし、色と紫外線は特に関係なく色が濃いからと言って紫外線を防ぐ事はできません。
更に悪いことに色が濃いサングラスを使用していると目に悪影響が出てきます。
と言うのも視界が暗くなると人間の目はより光を吸収しようとするからです。
皆さんも明るいところから暗いところへ行った際、最初は思うように見えませんが徐々に慣れてきますよね?
その原理と同じで濃い色のサングラスで視界が暗くなると、目の中心に位置する光を通す役割を担う「瞳孔」が開放された状態になるのです。
すると有害な紫外線を取り込んでしまい、結果としてサングラスを付けているはずが余計に目を悪くしてしまうのです。
■2:正しいサングラスの選び方は?
正しいサングラスを選ぶには「紫外線透過率」と言う数字を確認しましょう。
この紫外線透過率と言う数字は「数字の分だけAと言うレンズは紫外線をカットしてくれますよ」と言う事を証明してくれます。
そして数字が小さければ小さいほど紫外線をカットしてくれます。
例えばBと言うサングラスが販売されていて「紫外線透過率は1.0%以下」と書かれていたとします。つまりBと言うサングラスは紫外線を99%以上防いでくれる事になります。
他にも紫外線透過率ではなく「紫外線を~%カットします!」と書かれている商品も販売されています。この場合は数字が高いほど効果的です。
店舗によってこの辺の表記は異なりますので両方覚えておくと良いでしょう!
■3:サングラスの形状はどうすれば良いの?
最期に紹介するのはサングラスの形状です。
サングラスの形状はなるべく目とレンズが離れていないタイプを選択すると良いでしょう。
これは紫外線が真正面から目に侵入するだけでなく、皮膚や外的要因で反射をしてサングラスの隙間から入ってくるためです。
良い例としてスキー用のゴーグルがあります。
スキー用のゴーグルは最初に紹介した雪眼炎を防ぐために隙間を作らない設計になっています。とは言えサングラスでスキー用と言うのは難しいと思いますので、なるべくレンズと目の間隔が離れていないものを選択しましょう。
いかがでしたでしょうか?
サングラスは私達の目を紫外線から防ぐ素晴らしいアイテムですが、選択を間違えると余計目を悪くします!もし紫外線対策用のサングラスを購入しようと考えている人がいましたら上記を参考にしていただけると幸いです。
引用URL