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視力が悪い方必見。今人気の第三の視力矯正法「レーシック」とは

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視力が悪い方必見。今人気の第三の視力矯正法「レーシック」とは

眼鏡やコンタクトレンズを忘れたとき、「裸眼ではっきり見えればいいのに」と思った経験はありませんか。眼鏡やコンタクトレンズ以外の第三の視力矯正法として、近年注目を集めているのが「レーシック」です。多くの芸能人やスポーツ選手がレーシック手術によって視力が回復・向上したとブログなどで公表したことから、急速に一般にも普及し、自由診療のため正確な数はわかりませんが、年間20万件以上おこなわれているとされています。

今回は、レーシックについてご紹介します。

 

■レーシックとは

レーシックとは、エキシマレーザーという特殊な高エネルギーレーザーを使って角膜の中央部を削り、屈折率を変化させて視力を回復させる方法です。2000年1月に当時の厚生省(現:厚生労働省)から、エキシマレーザー装置が医療機器として承認されたことをきっかけに、比較的安価でレーシック手術を受けられるようになりました。

 

■レーシックを受けられない人

  • 20歳未満の人

レーシックには年齢制限があり、多くのクリニックでは20歳未満の未成年者は受け入れていません。20歳までは成長過程にあり、レーシックで視力が回復しても眼球の発育にともなって近視や乱視が進行する可能性があるからです。年齢の上限はありません。

 

  • 角膜に削れるだけの厚みがない人

レーシックは角膜をレーザーで削る手術なので、削ることができるだけの厚みがないと受けることができません。

 

  • 次のようなことに当てはまる人

白内障や緑内障がある人、ドライアイ体質の人、妊娠中や授乳中の人、向精神薬を服用している人、屈折矯正手術が不可の特殊な職業に就いている人などは受けることができません。

レーシックは事前に必ず適応検査をおこないます。この検査は無料でおこなっているクリニックも多いので、不安な点はすべて質問してクリアにしておきましょう。

■手術時間

点眼麻酔で手術に要する時間は15分程度。入院の必要はありません。

 

■かかる費用

クリニックによって違いはありますが、20万円前後が多いようです。格安で受けられるクリニックもありますが、価格だけで決めると心配なので、症例数の多さやサービス、手術後の保証、カウンセリング時のドクターとのやり取りや相性などを総合して検討することをおすすめします。

 

■トラブルや後遺症も報告されています

2009年、東京・銀座のクリニック「銀座眼科」でレーシック手術を受けた人が細菌に集団感染する事件がありました。手術時に必要と定められた細菌感染防止措置を怠ったことが原因でした。

このほか、ドライアイやハロー・グレア現象(光を見たときにぼんやりとにじんで見えるハロー現象と、光がぎらついて見えるグレア現象)などが報告されています。術後3か月ほどは何らかの後遺症に悩まされる人が多いようですが、時間の経過とともに回復していく場合がほとんどです。

 

これからレーシックを考えている人は、デメリットもふまえて、もう一度検討する、カウンセリングを複数のクリニックで受ける、などの判断をおこなってくださいね!

 

画像出典:http://www.photo-ac.com/ 写真ACさん

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