視力回復の手段としてレーシック手術が一時期話題になっていました。
けれどレーシック手術の失敗で普段の生活が送れない方々出てくる等、多数の問題が発生しています。
そこで海外ではレーシック手術よりも安全に視力を矯正させる「バイオニックレンズ」と呼ばれるものを開発しました。初めて聞く人も多いと思いますので、バイオニックレンズの効果や特徴を幾つかに分けて紹介していきます!
■1:バイオニックレンズって何?
まずはバイニックレンズについて解説していきます。
バイニックレンズを利用した手術を簡単に言いますと、目にコンタクトのようなレンズを埋め込むことです。
方法はまず紫外線射出装置を利用して瞳のレンズ部分を取り外します。
取り外しに成功しましたら、レンズの代わりにバイオニックレンズを移植して終了です。
レーシック手術では数時間掛かる手術もバイニックレンズを移植する手術は早ければ8分以内に終了すると言われています。
それに手術内容も白内障を治療する要領ですので、手術を受ける側は痛みを感じることなく、そして入院もせずに視力が1.0~3.0にアップできるのです。
しかし「レンズを入れるなんて…大丈夫なの?」と思う人もいるでしょう。
使用されている材料は私達の体内でも無害なポリマーでできています。
現在は動物実験を繰り返して行われており、早ければ2017年でカナダ国内で実施できるのでは?と言われています。
■2:バイオニックレンズの特徴はあるの?
バイニックレンズは手軽に視力が向上できると上記で説明しましたが、実は他には無いバイニックレンズの特徴があります。
それは「視力が殆ど変わらない」と言う事です。
レーシック手術の場合、角膜が再生していきますと自然に視力が低下しますので再度手術を受けられる人は受けないと視力が悪くなる一方です。
中には角膜が薄い人もいますのでこれ以上削れないと断られる可能性もあります。
しかしバイニックレンズは装着すれば経年劣化によって視力が落ちる事は無く、研究では100歳であっても視力を向上させることができると言っています。
そして何より、動物実験や盲目の方を対象にして手術を試みましたがどれも成功していますので安全性は高いと言えます。
ですがレンズ自体の経年劣化は無くとも、自然に減少する視力に対しては矯正されないようです。例えばバイニックレンズが1.0でも、元の視力が0.2から0.1のように下がると1.0の視力にはなりません。そのため自然に落ちていく視力の場合は効果が無い事は覚えておきましょう。
最期になりますが、バイニックレンズは早くても2017年にカナダ国内で実施されます。
日本国内で行うには後数年、もしくは安全性の問題で数十年先になる可能性もありますがレーシックよりも安全に視力を矯正できるのは魅力的です!
レーシック手術よりも安全なバイニックレンズが待ち遠しいですね!
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