犬は人間同様に年齢を重ねますと老犬、もしくは高齢犬になります。
その場合、犬でも介護が必要になります。
とは言え全ての飼い主が老犬・高齢犬の介護方法を知っているとは限りません!
本日は老犬・高齢犬の介護の際、気をつけるポイントを紹介していきます。
- 食事
犬も若い時のように何でもかんでも食べられなくなります。
顎の力が弱くなる・歯がもろくなり硬いものが食べられない・上手く呑み込めない等出てきます。
もし飼育している犬を見て問題なく食べられているようであれば、そのままでも問題はないでしょう。ただし、少しでも硬いドッグフードを嫌がるもしくは食べないようであれば変更する必要があります。
例えばシニア用のドッグフードに変更する、またはドッグフードをふやかして軟らかくしてから与える事も視野に入れましょう。そして老犬になると骨粗鬆症も気になりますので、カルシウム・リンと言った栄養成分をドッグフードの中に入れてあげるのも良いでしょう。
- 運動
老犬になると若い時のように「散歩に連れてって!」と飼い主を引っ張るような事は少なくなります。多くは寝ていたり日向ぼっこのために動く程度です。
ですが運動不足になりますと、それだけ足の筋肉や関節の動きが悪くなり歩行困難になります。
まずは外に連れ出してあげましょう。
そこでまだまだ自力で歩けるなら、犬のペースに合わせてゆっくりと歩かせましょう。
無理して運動させますと心臓発作や骨折等の原因になります。
足がふらついたり前・後ろ足で歩けない場合は補助具を使ってあげると良いでしょう。
完全に歩けなくても抱っこして散歩したりカートに入れて外に出るだけでも行いましょう。
- 排泄時
人間と同じで老犬も排泄が思うようにいかなくなります。
例えば、排泄物を垂れ流してしまう・トイレまで行くのが億劫になりその場で排泄をする行為が見られます。
もし垂れ流している場合は犬用のオムツが販売されていますので、オムツを履かせて防ぎましょう。この時、床ずれや炎症が起こる可能性がありますのでおむつ交換の際は必ず確認しましょう。トイレに行く気がまだあるなら、飼い主がトイレまで連れてってあげましょう。
いかがでしたか?
犬も人間同様に年齢を重ねれば老化が始まり、最後は介護が必要になってきます。
小型犬や中型犬は7~9歳、大型犬は早い子ですと5歳から始まると言われていますので、早めに準備を整えて損は無いでしょう。
引用URL
https://www.pakutaso.com/20121140331post-2162.html