スカートを履いている方の細い脚に目が行くように、ヒールやサンダルを履いている女性の足首には自然と目がいくものです。
ふと目を移した時に、美しく締まった足首の女性は魅力的にうつりますよね。
そして、脚全体がきれいに見えます。
思わず、そのような足になりたいと憧れる方も多いことでしょう。
ウエストのダイエットばかりに気を取られないで、くびれのきれいな足首ラインを手に入れてみませんか?
足首のくびれとは?
足首のくびれがある人とない人では太さに違いが出てきますよね?
何故このような違いが出来るのでしょうか?
それは足首を形成している脛骨と腓骨という2本の骨の太さの違いという説もありますが、それは違います。
そもそも足首のくびれを作っているのは、足首の後ろ部分にあるアキレス腱なのです。
そしてそのアキレス腱を作るのは筋肉の腱部です。
アキレス腱というと、アスリートや運動不足の人が急な運動で切ってしまうことで有名な場所ですが、実はふくらはぎの筋肉の一部です。
腓腹筋、ヒラメ筋という膝から下の裏側に位置し、ふくらはぎの筋肉であり、ふくらはぎのふくらみが細くなる辺りから踵に向かっての靭帯なのです。
つまり、腓腹筋、ヒラメ筋の低下によって、「たるみ」や「むくみ」が起こるというわけです。
さらに掘り下げてみましょう。
ふくらはぎの筋肉は、立っているだけでも使われているはずなのに、何故低下するのでしょうか?
それは筋肉の使い方に問題があるのです。
立っている状態は、身体を支えるのに多少の筋力は使いますが、それはその体勢を維持するだけであり、筋肉本来の働きである伸縮をしていません。
腓腹筋やヒラメ筋は、膝や足首を曲げて歩くことで、筋肉がはじめて伸び縮みするのです。
筋肉を動かさないと、心臓から送られた血液やリンパ液が送られっぱなしで戻されず、足首周辺に溜まってきてしまいます。
これが、足首のたるみやむくみのメカニズムなのです。
解消法は?
と、このようなメカニズムでたるみになります!と言っても、それがなかなか出来ないから今たるみが現れているんですよね…。そんな時間がなかなかとれない方にオススメなのがながら足首体操です。
椅子に座っている時に出来ます。
1.膝を曲げたまま、踵を蹴りだすように足の甲と足首の前側が近づく方向に曲げていきます
2.膝を伸ばしながら、つま先を足の甲と足首の前側が遠ざかる方向に伸ばします
これを合間でやるのですが、ポイントは、じんわりゆっくりやることです。
それによって、ふくらはぎのストレッチ効果と、足首周りの筋肉を動かす効果があるので、血流があがり、むくみやたるみが改善されやすくなるのです。
男の人から見れば足は、体のスタイルを見る上でかなり大切なポイントです。
例え、美人でスタイルが良くても足が大根のように太くがに股だと、かなりがっかりします。
それほど大切な足のくびれ、ふとした時間の合間に努力して作ってみてはいかがでしょうか?