皆さんの多くは電気・水道だけでなくガスもよく利用されていますよね?
火を点けたりお湯を沸かしたりと利用する機会は非常に多いです。
そこに目を付けた東京ガスは、ガスを利用した高齢者向けサービスを開始しました。
その名も「みまも~る」と言うサービスです。
ではこのサービス、いったいどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
メリットは?
みまも~るのメリットは大きく分けて2つあります。
1.ガスを利用している事によって状況を判断できる事
先ほども紹介したように、ガスは多くの機会で利用するものです。
そこで東京ガスは、ガスの利用状況を設定したメールアドレス、またはメールを必要としない場合にパソコンへ送信するシステムを作りました。
メールであれば1日2回(12時間に1回)・1日1回(24時間に1回)と言う様に設定できます。またパソコンであればホームページにログインし、ホームページでガスの利用状況を確認できます。そうする事で「今日もガスを利用しているから大丈夫だな」と判断する事ができるのです。
2.みまも~るとは別のサービスを導入できる事
例えばみまも~るをAの両親の家に設置したとします。するとAの自宅でもみまも~るとは違うサービスを同時に受けられるのです。このサービスは「マイツーホーサービス」と呼ばれるシステムです。
サービスには外出先から電話回線を利用してガスを止める「遠隔遮断」
そしてステーション24と呼ばれるコールセンターから、ガスの消し忘れをお知らせする「自動通報」外出先で自宅のガスを消し忘れたかどうかを確認できる「確かめ~る」
前述の通りのサービスが同時に受けられるのです。
みまも~るのデメリットは?
デメリットは緊急時に対して非常に弱い事です。
セキュリティ会社のように工事を行い、そしてセンサー等を導入し、尚且つ緊急時の端末を用意していれば例え倒れてしまっても迅速にセキュリティ会社のスタッフ、または救急隊が到着してくれます。
一方みまも~るはあくまでもガスの利用状態を確認するサービスですので、緊急時には対応できません。ガスの利用状況が0になってようやく気づくので発見が遅れる危険性があります。
そして東京ガスに加入していないと使用できないのもデメリットと言えるでしょう。
最後になりますが、現在多くの企業が高齢者向けサービスに名乗りを上げています。
東京ガスのように全く高齢者向けサービスを行っていない企業でも参入しており、多くはプラスαで他社よりもメリットを目立たせて勧誘しています。
もし東京ガスの提供しているサービスに魅力を感じましたら導入を検討されても良いでしょう。
外国人労働者雇用~社会保険、労働保険の仕組み~のことならお気軽にご相談下さい。