(イラスト:いらすとや)
ここ近年女性も含めて、薄毛で悩んでいる人が多い傾向があります。
その理由は、食べ物であるという考えがあります。
昔と違って食べ物が欧米化してきており、髪の毛が細くなります。
欧米人は髪の毛は細いといえます。
これは食べ物の関係だという考えがあります。
髪の毛が細くなると、抜けやすくもなります。
芯のあるしっかりした髪の毛がはえてくるようにしたいものです。
特に女性の薄毛は、深刻ですね。
「女性にとって髪は命」という言葉もあるくらいです。
ここでは女性の薄毛についてお話していきましょう。
<女性の薄毛の原因について>
先にも述べたとおり、ここ近年女性で薄毛で悩む人が増えてきました。
その原因として、シャンプー・トリートメントはもちろん、カラーリング・パーマなどによる頭皮のトラブル、または出産後や更年期障害などのホルモンバランスが原因となるものなどがあります。
薄毛にも種類があり、1つはびまん性脱毛、2つ目は分娩後脱毛症があります。
びまん性脱毛とは、分け目を中心に髪の毛が薄くなる薄毛です。
簡単にいうと、髪全体的にボリュームが減った状態をいいます。
だいたい薄毛に悩む女性の4人に1人はこのびまん性脱毛です。
また、もう一つの分娩後脱毛とは、その字の通りで出産後脱毛に悩む人の場合または、女性ホルモンによって、成長期を維持してきた髪の毛が、出産後に一気に休止期にはいってしまうものです。
びまん性脱毛ですが、見た目、頭のてっぺんの髪のボリュームが減ってきたときや、分け目が広くなってきた、または地肌が透けて目立つようになってきたなどがあれば、それはびまん性脱毛です。
原因は、先に述べたとおりシャンプーやカラーリングなどのヘアケアによるものや、頭皮疾患・ストレス・食生活の乱れ・極端なダイエット、あとは出産を機に脱毛するのが原因であるものや、ホルモンバランスの崩れなどが原因であることです。
びまんとは広がるという意味があり、薄毛の症状が広がっていることを意味します。
男性の場合はM字はげや頭の頂点あたりが丸くはげてくる、または部分的にはげてくるなどがありますが、女性の場合は薄毛の状態が広がっていき全体に広がっていくことになります。
検査をしていて、20歳以上の女性の約40%が生涯に一度は、このびまん性脱毛症を発症すると言われています。
<脱毛症の治療>
脱毛症の治療には、内服薬や外用薬、注入療法などの複数の治療法があります。
または、漢方薬での治療やヘアケアでの治療法もあります。
大体は、内服薬と外用薬を組み合わせての治療が多いようです。
具体的には予算や症状・体質などを考慮したうえで、治療法を考えていきます。
<飲む育毛薬とは>
飲む育毛薬は、女性の抜け毛を改善していき、発毛を促す内服薬として世界で初めてみとめられ、安全性や効果が認められた薄毛治療薬です。
今までは男性用しかなく、女性の薄毛の治療薬となると外用薬や注入法しがありませんでした。
しかしこの飲む薄毛治療薬ができてからは、女性でも手軽で費用の負担も抑えることが可能となったといえるでしょう。
この薄毛治療薬は、臨床実験では3か月間の試用期間で約70%の女性の抜け毛が解消されています。
そして約20%の人は抜け毛がほとんどない状態になったのです。
このように今は、男性だけではなく、女性にも良い薄毛を防ぐ薬がでています。
また、治療するところも病院で抜け毛を治療できるようになっています。
このように、気軽に薄毛や脱毛の治療ができるようになったのです。
もしあなたも薄毛や脱毛に悩んでいるのなら、思い切って病院等に相談してみてはいかがでしょうか?