介護

介護者の状態に合わせて選ぼう!最近のマットレスはすごいですよ!

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ベッド

とにかく、最近のマットレスはスゴイの一点につきます。
何が良いというと、材質から機能までこだわりがひしひしと伝わってきます。
各社が独自の技術を結晶させて、より快適により機能的に開発されている分野の一つです。
メーカーの説明を聞くときはいろいろ新しい発見が多くて退屈しません。
しかし、そんなマットレスも状態に合わせて使用しないと使い勝手の悪いものになってしまいますので注意が必要です。
状態に合わせたマットレス選びの方法を身につけましょう。

「寝返り」がポイント

訪問調査の項目には、寝返りや起き上がりができるかどうかのチェックがあります。
もちろん自分で寝返りや起き上がりができる状態が良いのですが、こういった行為はマットレスによって影響を受ける場合があるのです。
そこで選ぶポイントとして、寝返りするのに手すりを必要としない人や、ベッドの端に座って時間を過ごすことが多い人の場合は、柔らかさを追求するのではなく、むしろ硬いマットレスを選ぶ方が快適です。
柔らかすぎるマットレスは寝返りやベッド上での座位に向かないのです。

褥そう予防マットレス

褥そう予防マットレスにも段階があります。
まずは、寝返りが自力でできない程度の方向けのマットレス。
多いのは低反発ウレタンのマットレスですが、この段階のマットレスは各社がいろいろな素材で勝負しています。
反発力の違うウレタン素材をミルフィーユのように何層にも重ねたものや、特殊なゴムを使用したもの、運動靴の底に使われるようなゲル素材を利用したものまで様々です。
調べてみると各社の努力がみられる段階です。
どのメーカーにも一長一短がありますので、いろいろなメーカーの話を聞いたり、ケアマネジャーに聞いたりして決めるのが良いでしょう。

エアマット

エアマットとは、筒状あるいは球状の風船(エアセル)によって構成されたマットレスのことを言いますが、最近は柔らかいだけではありません。
エアマットの最大の目的は体圧を分散することですが、それだけでは褥そう予防にも治療にも十分ではありません。
そこで各社が考えたのが、「自動」で体圧を分散する方法です。
エアマットの部分ごとの空気圧を定期的に変化させることで、一カ所に体圧がかからない、いわゆる寝返りを再現することができるように工夫されているのです。
また、褥そうの天敵である「ムレ」を解消する機能を備えているものがあるなど、非常に機能的なものがそろっています。

状態に合わせてマットレスを選択できれば、快適な生活を助けてくれるはずです。

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