レクリエーションもリハビリの1つ
介護施設等で、レクリエーションが積極的に取り入れられるようにもなってきました。レクリエーションは、簡単な施設内のゲームなどもあれば、観光や外泊などの外出なども含まれます。
室内のゲーム等で近年とても大きく注目されているのは「脳トレ」と言われるようなトレーニングであり、認知症の予防ともとれるような内容になっていることが多いです。またゲーム機をとり入れていったりなど、生活の中で刺激をもたらし、身体機能だけでなく、精神衛生面においてもメリットは数多くあるとされています。
レクリエーションのメリットは、感情を表に出しやすい環境を作るという面でもあると言え、勘定を表出することは脳にとってとても大きなメリットがあるとされています。また普段使わないような能力をゲームの中で使わなくてはいけない場面も多々あるので、自分の思わぬ一面を見ることができたり、介護者や職員にとっても意外な一面を見ることができる貴重な場面になることが多いです。「個性」を理解していく上で、レクリエーションはとても大きな意味を持ってきます。
外出、観光なども、普段とは違う刺激をとり入れていくことができるので、脳に良い刺激を与えていくことができます。
- レクリエーションをどれだけ魅力的に出来るかも大きな課題
レクリエーションと言うと、高齢者は「くだらないもの」「遊び」と捕らえてしまい、嫌厭しがちです。このような部分をどのようにして、対処していくのかも介護者や介護職員、施設、病院の職員、専門職の役割と言えるでしょう。レクリエーションを取り入れることができないというのは、介護を受けている人にとって大きなストレスになりやすく、メリットがありません。これは病院等に入院している人にも当てはまるものになるでしょう。特に福祉施設等で長期的に入所している人は、レクに参加できないことのデメリットは大きくあります。
どのようにして興味を持ってもらうかを検討するには、「好み」や「趣味」を把握する必要があります。その努力が職員と入所者の良い人間関係を作るきっかけにもなります。
※レクリエーションを無理強いするのと、参加してもらうように工夫することは似ているようで大きく違います。無理強いになってしまえば、レクリエーションのメリットは全て消えてしまいます。あくまでも参加をしたいという意欲をかきたて、かつ参加してもらえるような動機を作っていくことがとても大切になります。
引用
http://www.photo-ac.com/main/detail/170154?title=%E3%82%B8%E3%82%B0%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%91%E3%82%BA%E3%83%AB2
http://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=138679&word=%E8%84%B3