歩数計でウォーキングブーム到来
高齢者の健康寿命を伸ばすための取り組みとして、ラジオ体操やランニング、筋トレ等様々な健康法が色々な機関で勧められています。
色々ある中で、何が自分に合っているのかを考えるのも難儀ですし、実際に今はまだ健康だとまだまだ何もやらなくても大丈夫…なんて思ってしまうのが人と言うもの。
なにか頑張るためのご褒美があれば取り組めるのに…と思っている方にとって嬉しい、歩いて貯まるポイント制度が導入されています。
ウォーキングポイント
希望する人に対して、歩数計を無料で提供し、市内商店街やデパート等にある専用リーダーまで歩いて行って、歩数計をかざすとポイントを獲得できる仕組みになっています。
ポイントが貯まると、商品券等が当たるチャンスもあり頑張っただけご褒美がもらえるこの仕組みがあればウォーキングも楽しくなりそうです。
靴と歩く気持ちさえあれば、健康な人なら気軽に取り組めるウォーキング。
大手百貨店のウォーキング売場とも連携し、事業の推進を図る予定です。
気軽に散歩できるエリアに、お買い物スポットがある都市部ではこうしたご褒美制度はやる気倍増に繋がり、効果的のようです。
実際、都市部の方が田舎よりも歩く機会が多いという現状もありますから、農村部や山間部でのウォーキング促進施策も何か新たに生まれることに期待したいです。
ウォーキングのメリット
今や日本のウォーキング人口は4000万人とも言われています。
それもそのはず。
実際のところ、ウォーキングには大きな健康効果があるのです。
肥満による高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病防止、自律神経の機能改善、ストレス解消、脚・腕・体幹の筋肉や骨量の増強などなど…
ほかのスポーツとくらべてさほど激しい運動とはいえないウォーキングですが、なぜ、こうした効果が期待できるのでしょうか?
それは、ウォーキングが典型的な有酸素運動だからです。
有酸素運動とは、体内に酸素を多く取り入れながらおこなう運動のこと。
筋肉の収縮に酸素を使うことにより、心肺機能を高め、血液の循環を促すほか、基礎代謝を高め、脂肪を燃焼させます。
ウォーキングを30分以上続けると、βエンドルフィンという脳内物質が分泌されます。これは別名快感ホルモンと呼ばれており、ストレスの発散に役立ちます。
さらに集中力が高まり、脳が刺激されることで、ボケや物忘れなども防止。
自律神経失調症や心身症、神経症、ストレスによる頭痛や睡眠障害の改善も期待できます。
http://www.photo-ac.com/main/detail/199128?title=%E3%83%AA%E3%83%8F%E3%83%93%E3%83%AA%E7%94%A8%E5%93%81%E3%80%80%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%80%80%E6%9C%89%E9%85%B8%E7%B4%A0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC&c_id=7