女性の方が男性よりも下半身太りしやすいということはご存知でしょうか?
もちろん全ての女性が…というわけではございません。
しかし、これは体の構造的に仕方のないことなのです。
体の新陳代謝が高い人は、血液の巡りも良く、老廃物を体外に排出しやすい、そして汗を流しやすい体なので、痩せやすいです。
しかし新陳代謝は、筋肉の量が多ければ多いほど高くなるのです。
一般的な体の作りでは男性よりも女性の方が、筋肉量が少ないので女性は男性より太りやすいと言われているのです。
また、女性ホルモンによる影響で皮下脂肪が溜まりやすい女性は、やはり下半身が太りやすいです。
このように新陳代謝が上がりにくくホルモンバランスに影響されやすい体では、
老廃物がたまりやすくなったり冷え症になったりと、その部分が太りやすくなります。
主に出やすいのが、ふくらはぎ。
原因は大きく分けて3つあります。
原因別に見ていきましょう。
むくみ
塩気の多い食事が好きや、水分不足が原因で起こるむくみによるふくらはぎ太りです。
塩分が濃いものを食べると、私たちは本能的にそれを薄めようとたくさん水分を摂ります。
水分は主に下半身に溜まってしまうので、結果的にふくらはぎが太くなってしまうのです。
運動不足
年齢に対比した筋肉量がない人は片足立ちが80秒以上できないといわれています。
運動不足が起きると、代謝が落ち、老廃物がたまります。それが冷えによりセルライトになってしまうのです。
筋肉
学生時代に運動部や筋トレで筋肉を鍛え、今は何もしていない人は、一度ついた筋肉の上にさらに脂肪がついて太く見えます。他にも、歩く歩幅が極端に短かったりするとふくらはぎは太くなります。
ふくらはぎの理想は?
ふくらはぎの理想の数値は、身長×0.2cmです。
ふくらはぎの一番太い部分の数字が身長×0.2cmならば、全体の最適バランスとなるので、これを目指していきたいですね。。
このサイズを目指すために、パターン別で改善方法をご紹介します。
むくみ
むくみを無くすのに一番簡単なことは水分を採ることです。むくみが気になると水分を減らそうと思うかもしれませんが、それは違います。
水を飲むことで体内にたまった不必要な水分を排出できますので、体の循環を良くするためには、こまめに水分をとって排出するという繰り返しが大切なのです。
運動不足
ふくらはぎを形成する筋肉はヒラメ筋と腓腹筋と呼ばれる筋肉です。
この2つの筋肉を日常生活の中で鍛えることは、まず難しいです。
このヒラメ筋と腓腹筋が使われなくなると脂肪がつきやすくなってしまうのです。
効果的な方法としては自宅などで、つま先立ちで家事などを行ってみてください。つま先立ちの姿勢はふくらはぎの筋肉を刺激してとても効果的な筋トレです。
筋肉
もともと筋肉がついていた上に脂肪がついてしまった場合は、脂肪燃焼効果の高い有酸素運動を行ってみてください。軽めのジョギングや水泳などがオススメです。
以上、自分の原因がどれなのかをしっかりと見定め、それに合った対策を取りましょう!改善策を実行することで、スリムな脚になり全体のバランスがシュッとした人になることができますよ!試してみてください!