虫歯の痛みは辛いですよね。歯医者さんに電話予約をしようと思ったら、人気の歯医者さんは予約がいっぱいで、すぐに治療してもらえないということもあるのではないでしょうか。
「勉強や仕事をするにも痛みのために集中できないしどうしよう・・・」そんなときにおススメなツボがありますのでご紹介したいと思います。
【上の歯の痛み緩和のツボ】
・巨梁のツボ
巨梁のツボの位置は、目の黒目の部分から人差し指、中指、薬指、小指の指四本分の横幅分真下、左右両側にあります。
少し強めに息をはきながらゆっくりと押してみましょう。
8秒くらい押すことを3~4回繰り返します。
・四白のツボ
四白のツボの位置は、目の黒目の部分から人差し指、中指の指二本分の横幅分真下、左右両側にあります。
少し強めに息をはきながらゆっくりと押してみましょう。
巨梁のツボと同じく、8秒くらい押すことを3~4回繰り返します。
【上の歯の浮いた感じや痛みを緩和するツボ】
・下関のツボ
下関のツボの位置は、下あごの付け根部分の前方にあるくぼんだ部分です。
ちょっとわかりにくいなという方は、一度ここだとおもったくぼみを押さえながら口を開け閉めしてください。口を閉じた時にはこのツボのくぼみがありますが、口を開けるとくぼみがなくなりますので判断できます。
痛くない程度に少し強めに4秒くらい押すことを10回繰り返しましょう。
歯の浮いた感じや痛みのほかに、歯周病や耳鳴りなどにも効果が期待できるツボです。
【下の歯の浮いた感じや痛みを緩和するツボ】
・大迎のツボ
大迎のツボは下顎角と呼ばれる下あごの端の角の少し前にあるへこんだ部分です。
痛くない程度に少し強めに4秒くらい押すことを10回繰り返しましょう。
下の歯の浮いた感じや痛みを緩和できるだけではなく、顔面神経痛や歯周病などにも効果が期待できるツボです。
・頬車のツボ
頬車のツボを見つけたいときには、一度歯をぐっとかみしめてみてください。
かみしめたときに盛り上がりがあり固くなるところです。
親指の腹で4秒くらい押すことを10回繰り返しましょう。
このツボは下の歯の浮いた感じや痛みを緩和できるだけではなく、耳下腺炎や口内炎、扁桃炎などの各部の炎症などにも効果が期待できます。
口腔内全体の血行を促進しますので、虫歯で痛くなってしまったときだけではなく日ごろから気が付いたときにこれらのツボを押しておくことによって歯茎の出血や歯周病なども予防できるでしょう。
(Photo by Ashinari http://www.ashinari.com/ )