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いつまでも健康な歯でいるために!第六回|歯石って何?

更新日:

07

歯医者に行きますと多くの方が「歯石取り」を行った事があると思います。

歯医者によって異なりますが、専用の機材を使用して取り去り、実物を見ますと本当に石のように硬くなっています。

ですが、なぜ歯に歯石ができてしまうのでしょうか?不思議ですよね?

 

そこで本日は、身近な歯の病気として「歯石」をテーマに原因から治療法まで紹介していきます。

 

 

■1:歯石はなぜ発生するの?

 

歯石が起きる原因は歯垢(プラーク)とその中に潜む細菌です。

 

歯垢は歯に付着すると、通常は付着したままで細菌の住処になります。

ですが、口内へ入ってきたカルシウムやリンと結合すると徐々に石灰化が進んでいきます。

そして時間が経過すると皆さんも見覚えのある歯石へ変化するのです。

 

 

■2:歯石はなぜ取った方が良いの?

 

歯石を取り去る理由は主に2つです。

 

1つ目は歯周病の原因になるからです。

歯石は歯垢単体で固まるのではなく、なんと歯に有害な細菌と一緒に固まります。

そして歯垢の多くが歯の隙間、特に歯茎と歯の間に入り込むため、そこで毒素を出されますと歯茎が弱くなります。結果、歯周病へと発展してしまうのです。

 

 

2つ目は細菌がいつまでも留まってしまうからです。

しつこいようですが、歯石は歯にとって有害な細菌と一緒に固まって歯石になります。

つまり、歯石を拠点としてそこから多くの有害な細菌が出現しては皆さんの歯や歯茎に対して攻撃を開始します。

「歯を毎日磨いているから大丈夫!」と言っても細菌の拠点を潰さない限りは、そこから永遠と出てきます。

 

 

上記の理由があるため、早急に歯石は除去した方が良いでしょう。

 

■3:歯石を除去するには?

 

歯石を除去する際、歯石が入り込んだ深さによって方法が異なります。

 

もし歯茎の中(5mm未満)であれば、超音波の振動で歯石を取り去る細い器具を利用します。

歯医者によっては例え5mm未満でも機械ではなく手作業で行うところもありますので、そこは確認するようにしましょう。

 

ですが、5mm以上歯茎の中に入りこまれますと、歯茎を切開して取り去る手術を行います。

深くまで入り込まれますと、歯茎を駄目にされる可能性が高まります!

 

 

最後に。

歯石はどんなに歯を磨いていても食べることがなくならない限り増え続けます。

そのため、定期健診の際、または3ヶ月に1回は歯石を取りを行い歯の健康を維持するようにしましょう。そうすれば歳をとっても健康な歯でいられるでしょう。

 

次回は歯の土台となる歯茎の病気「歯肉炎」について紹介していきます。

歯肉炎は歯茎が真っ赤になる、または歯茎を磨くと血が出る等の症状が出てしまいます。

歯肉炎の詳しい内容や治療内容等を解説していきますので、歯肉炎に悩んでいる人がいましたら次回も是非見てみましょう!

 

 

引用URL

http://www.ashinari.com/2014/08/14-389646.php

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