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ジツコとは!?「国際研修協力機構」ってなんだろ?

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ジツコとは、「国際研修協力機構」さまのことです。

日本国にある公益財団法人の一つで、1991年に設立された国内有数の規模を誇る大型の財団法人であり、独立行政法人に匹敵するような地位を有している存在です。

正式名は、公益財団法人 国際研修協力機構 であり、ジツコというのは通称というか愛称みたいなものです。英語表記時の頭文字をあわせているそうです。

ジツコは、元々法務省、外務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省とあわせて5つの政府機関と内閣府から構成されています。

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ジツコは、日本国内における外国人労働者である外国人技能実習生の外国人技能実習制度と研修制度を不正等が起こらないように適正と円滑に推進されることを意図して創設されました。

 

WHAT IS 

ジツコ=国際研修協力機構は主に3つの使命を掲げています。

1つが外国人技能実習生と外国人技能研修生の日本への受入れをする際に監理団体や日本企業と各国の送出し期間や各国の派遣企業等に対して、総合的な支援や助言、援助と外国人技能実習制度と研修制度が適正に実施されているかどうかの指導、助言を行っています。

 

2つ目に外国人技能実習生と外国人技能研修生個人のさまざまな悩み事や相談事にしっかりと応えると同時に入管法令や労働関係法令等の外国人技能実習生と外国人技能研修生の法的権利な権利の確保が保たれるよう助言や援助を行っています。

 

3つ目に外国人技能実習制度と研修制度本来の目的である、技能習得や研修活動により成果が上がって、日本の技術力を継承した国際的な人材育成になるよう、監理団体や実習実施機関、外国人技能実習生と外国人技能研修生、各国送出し機関等を支援することを行っています。

 

Why with ジツコ?(国際研修協力機構)

Why with ジツコ?(国際研修協力機構)

WHY WITH ジツコ?

外国人労働者に関係する在留資格のなかでジツコ(国際研修協力機構)の受け持つ範囲は全体の約20%となっています。

外国人在留資格は、30程度存在するため、日系人、留学生、高度人材などに比較してジツコの役割はとても大きな存在となってきています。

日本の外国人技能実習制度は、ジツコ(際研修協力機構)なくしては語れず、また、ジツコ(国際研修協力機構)とは業界の土台なのです。

しかし、ここ数年、ジツコはその巨大な存在ゆえに大きく揺れていました。

過去に有名な事件は、民主党政権下で起こった「天下り埋蔵金問題」 現在の民進党のレンホウ代表に「仕分けの対象」とされ、解体議論まで飛び出すほどの事件となり、新聞や週刊誌を騒がせたのは記憶に新しいところです。

国会で、国際研修協力機構こそ仕分けすべきだ!!とケンケンがくがくにターゲットにされた事ではとても有名です。

 

また、昨今では、「独立行政法人 外国人技能実習機構」との権限の問題です。

ジツコは、省庁の作った公益法人ではありますが、政府機関ではないために、監督官庁のような強い監督権限がないことが問題を引き起こしている原因ではないのか?と見られていました。

そこで政府はより強い権限の独立行政法人を創設していくわけですが、そうなると、これまで数十年の歴史ともいえる業界を牽引してきた巨大組織の行方が大きな業界そのものの不安として取りざたされてきました。

しかし、無事にそのような問題も時間の経過とともに摺りあわされて調整され消化されてきたようです。

2017年度からは、国際協力研修機構として今までとは違った役割になるのでは?と見られています。

更に詳しい情報などをお探しの方はコチラのページをごらんください。

ジツコ(国際研修協力機構)の情報

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