外国人技能実習制度

監査結果報告

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監査結果報告とは、外国人労働者である外国人技能実習生が日本国内に来日し実習実施機関にて実習中に日本国内の監理団体が毎月巡回監査を行い、その結果を「監査結果報告書」にまとめ、入国管理局に提出することが義務づけられています。

これを監査結果報告と言います。報告する内容としては、監査対象機関及び監査実施日、監査結果、実習実施機関の数、現在受け入れている技能実習生の数(技能実習生1号、2号含む)や監査結果対象期間である監理団体の詳細や監査方法、監理団体の講習実施の有無、技能実習の実施状況、技能実習指導員の指導状況、技能実習生に対しての賃金の支給状況、技能実習生の宿泊施設の状況、問題の有無、技能実習生の実習や生活状況、技能実習生に係る中途帰国、行方不明の状況、改善指導事項、前回の監査実施状況等、かなり細かな監査結果を入国管理局に報告提出しなければなりません。

そもそもの監査結果報告とは監査の実施が団体管理型技能実習の根幹である監理団体の責任と監理の一部であるということをよく認識しながら客観的な視点から外国人技能実習の実施状況を確認し、その結果を問題点も含め報告書に記録することです。仮に問題点があった場合は改善に向けて全力で取り組み監理団体から実習実施機関に対し指導を行い、問題点をなくすことに尽力しなければなりません。それが監理団体の重要な役割でもあり監査の意味であると考えられます。

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