「なぜ体重を測るだけでやせられるのか」「このダイエットに科学的な裏付けはあるのか」「どんな仕組みでやせられるのか」。誰でもこのような疑問を持つのではないでしょうか。「いろいろ考えずにとにかくチャレンジしろ」といわれても、やはりここだけははっきりしてもらわないと、のちのちのモチベーションにもかかわってきます。
ではこうした素朴な疑問に答えていきましょう。
なぜ体重をグラフに記録するだけでやせられるのか
体重が増える一番の理由、それは食べる量が多いということです。それなら消費エネルギーよりも摂取エネルギーを抑えれば肥満は解消されると単純に考えがちですが、それなら肥満に悩む人はいなくなります。しかし実際はもっと複雑です。
食べる量を減らしたつもりでも、その内容はカロリーオーバーであったり、外食が続いたり、夜遅い時間帯での食事が続いたりすると気づかないうちに体重は増えてしまいます。このような太るパターンを阻止するのが1日2回、体重を量ってグラフにつけることなのです。「そんなに体重は変わるものでもないから毎日やらなくても」「グラフにつける必要があるの」などと思う人もいるかもしれませんね。しかし体重というのは気が付かないうちに増えることが多く、グラフにして目で増減を認識することで、太る原因、やせた理由を特定しやすくなるからです。また、今の自分は体重が増えつつあるのか、減りつつあるのかという傾向もつかみやすくなるため、自分からコントロールもしやすくなります。
体重の増減をより細かく把握するために、体重計は50~100g単位ではかれるデジタルタイプの体重計が便利です。
なぜ成功率が高いのか
今までありとあらゆるダイエットを試したけれど、どれも長続きできずに失敗に終わった。そんな人でも「計るだけダイエット」なら成功率が高いので安心です。
なぜ今までのダイエットが失敗に終わったのか。「意志が弱かったから」「お金が続かなかったから」「面倒くさくなったから」「ちっとも結果が出なかったから」といろいろな原因がありますが、本当の原因は「脳の化学反応」にありました。
私たちの体には、脂肪細胞が分泌するレプチンというホルモンが備わっています。このホルモンは「脳内やせ薬」とも呼ばれていて、血液によって脳に運ばれると、食欲を抑えたり、基礎体代謝を上げたりします。しかし急激なダイエットをすると、レプチンの量が激減し、逆に食欲を抑えることができなくなってしまいリバウンドの原因になります。
「計るだけダイエット」は1日に50~100gのペースでゆっくりと体重を減らしていくダイエット方法です。レプチンの量もゆっくりと適量まで減らすことができるので、リバウンドの心配がなく長続きするため成功率も高くなります。
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写真出典:photoAC
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