介護施設で第2の人生を歩もう
長年勤めてきた会社を退職しました。
仕事が生き甲斐であったけど、これからの人生どうしよう。
これからどんどん年はとっていくばかりで、不安が沢山ある方もいらっしゃると思います。
病気になってからでは遅い時もあります。
そこで重要になってくるのが予防です。
保険には様々な種類はあるますが、病気の予防に一番関連しているのが、介護保険です。
その介護保険のサービスを利用して介護施設に入居できます。
介護施設の種類
介護施設というと病気が重度の方や寝たきりの人が利用しているイメージがあるかと思いますが、施設には様々な種類があります。
まず特別養護老人ホームは社会福祉法人や地方公共団体が運営母体となっている公的な介護施設です。自宅での介護が困難で介護度が重い人から優先的に入居となります。
利用料が定額であるため入居待機者も多く、全国で52万人が入居待ちの状態となっています。
老人保健施設は、入院治療は不要ながら自宅での生活が困難な要介護者が、在宅復帰を目指すための施設です。
医学的管理下における介護や機能訓練が受けられます。
あくまでも在宅復帰を目的としているため、原則長期利用ができません。
グループホームは認知症と診断された方が、少人数で共同生活をするための施設です。
入居者の能力に応じて家事などを分担し、自立した生活を送ります。
医療依存度や介護度が重度化した場合は退去となる場合があります。
有料老人ホームは民間事業者(株式会社や医療法人)が運営する、高齢者のための介護施設を有料老人ホームといいます。
食事・入浴・排泄などの介護サービスが受けられる他、レクリエーションや設備面などの
サービスも充実しています。
入居条件としては、自立または要支援1から入居可能な混合型と、要介護1以上限定の介護専用型があり、受け入れの幅が広いのが特徴です。
また夫婦で入居する場合はどちらか一方が一定の年齢に達していれば入居できる場合がほとんどです。
介護施設の選び方
どんな介護が必要なのか、介護に関わる家族の負担、どんな生活をしたいのか、介護度、家屋環境、いつまで利用するのかによって変わってきますので、よく見極める必要があります。
在宅選びのプロである「宅建主任者」や「介護職経験者」「行政書士」など、介護施設選びに必要な知識と経験を有するスタッフが、どのようなタイプの施設・サービスが必要なのかアドバイスしてくれるサイトもあります。
また各市町村には地域包括支援センターという高齢者の相談窓口がありますので、一度訪ねてみてはいかかでしょうか。
http://sakaiyutaka.com/kako_HP/IMG/H21-12-2.JPG