ベトナム技能実習生の姿をパネルで紹介(2016年7月9日)
佐賀市の佐賀商工ビル1階の県国際交流プラザでベトナム技能実習生の活動を紹介するパネル展が7月9日、10日に開かれた。
このパネル展には県内4社の受け入れ企業が協力して縫製や金属加工、建設など技能実習の現場の様子をパネルで展示し、外国人技能実習生がいかに地域に根付いているかをアピールした。会場には外国人技能実習生が実際に製造にかかわった製品の展示も行われ、当日は多くの人たちでにぎわった。
(参考)外国人技能実習度にて受け入れ可能な職種や作業についてはこちらをご覧ください。
この展示会の背景には深刻な人手不足があり、これを支えているベトナム技能実習生を多くの住民に知ってもらおうと企画されたものでした。
県国際課の担当者は「彼らの存在を身近に感じてほしい」と話す。
地方で外国人労働者が増えている中、ベトナム技能実習生がいかに真面目に仕事に打ち込んでいるか、地域に知ってもらうよいきっかけになったんではないでしょうか。
一生懸命に学ぶベトナム技能実習生
多くの実習生はまだ1年目の技能実習1号のようです。このあとまだ、技能実習2号への移行試験もあるので、日々一生懸命に日本語を勉強しています。
これから多くの技術や技能を学び、ベトナム技能実習生として佐賀の地域の皆さんと仲良く暮らしていく事になります。
地域の人たちと気軽に挨拶をかわし、お互いの文化を尊重しながらも「郷に入っては郷に従え」という日本の教えも学んでいってほしいと願っています。日本の仕事の仕方や技術、技能だけでなく、日本人の考え方や日本の風習なども実習生の皆さんには祖国へ持ち帰ってほしいと住民の皆さんは感じているようです。
ベトナム技能実習生にも佐賀を好きになってほしい
ベトナム技能実習生のパネル展を通じて、住民の皆様の実習生への親しみや理解を深めることはもちろん、実習生たちにも佐賀を第2の故郷として、ベトナムの家族に紹介してもらいたいと多くの関係者は感じています。
技能実習生の彼らが将来祖国で出世して再び佐賀を観光で訪れてくれることが、住民とベトナム技能実習生たちの交流の美しい未来なのではないでしょうか。
このようなベトナム技能実習生のパネル展などを通して、地域の安全、相互理解、地域振興や観光政策を行うことはべとなむぎのうじっしゅうせい外国人労働者にとっても住民にとっても、彼らを雇用している企業にとっても良いことなのではないでしょうか。
今後、外国人労働者は増えていく方向にあります。その理由は日本の少子高齢化です。
このような試みは来る未来に向けて、前向きかつ事故の無い社会づくりに貢献していると言えます。
出典:佐賀新聞
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/331833
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