ほうれい線はなぜできるのか…
女性も男性も気になるほうれい線、鼻の両脇から口にかけて伸びていくシワは人の顔を老けさせていく原因の1つですよね。
加齢のせいかと思われがちですが、今は若い人でもほうれい線が目立つ方もいます。そうなると、ほうれい線が出来る原因は年齢だけとはいえないですよね。
では、ほうれい線が出来る・濃くなる原因は一体何なのでしょうか?
ほうれい線が出来る主な原因は大きく3つあるといわれています。
まず1つが、表情筋の衰えにあります。
実は、表情筋というのは普段の生活の中ではあまり使われていません。筋肉は使わないとどんどん衰えていき、皮膚を持ち上げることが困難になり、皮膚は垂れ下がっていきます。
もう1つに、生まれつきです。
生まれつきの骨格や筋肉のつきかたによって、若い頃からほうれい線がある人もいます。
これは年齢のせいではなく生まれもってのものですので、改善するのは難しいです。
そして最後の1つが、お肌からハリと弾力が失われていくことです。お肌は年齢とともに水分量やタンパク質が失われていきます。これが、一般的にいわれる加齢によってほうれい線が生まれる原因なのです。
ほうれい線が濃くなる危険な習慣
上記の3つの原因の他にも、ほうれい線が濃くなってしまう・ついてしまう可能性が高くなる危険な習慣もあるのです。あなたはほうれい線がひどくなる習慣を無意識のうちに行っていませんか!?
危険な習慣
①紫外線
紫外線を浴びるのは体によって良いことですが、お肌にとってはあまりよくありません。
紫外線はお肌の細胞を破壊し、お肌の老化を促進してしまうのです。太陽に当たるときは、日焼け止めをしっかり塗ったり、帽子をかぶったりするなどして紫外線対策を行ってくださいね。
②過剰な洗顔
普通肌の方であれば洗顔料を使った洗顔は1日1回で十分とされています。特に朝は、顔の汚れは昨夜のうちに落としていますので、よほど顔がベタベタしていない限り、蒸しタオルなどで優しく撫でてあげるだけで大丈夫です。過剰な洗顔は、必要な皮脂まで奪われてしまいますので、ご注意を!
③寝る体勢
顔のシワに良いとされる寝方は、仰向けです。横向きやうつ伏せになって寝ると、重力などで顔の皮膚が引っ張られ、たるみやシワが生まれる速度を速めます。毎日のことですので、これを機に寝方を仰向けにしてみてはいかがでしょうか?
④笑顔
「笑顔」は、表情筋を引っ張る効果的な方法です。シワが濃くなると思って笑わないように気をつけているという方もいるようですが、笑わない方が逆に顔をたるませますので、気にせずたくさん笑いましょう!
マッサージやストレッチも大切ですが、以上の4つの習慣にも気をつけて、若々しい表情を保ちましょう!