栄養素のビタミンB群と言えば「皮膚の健康」「動脈硬化の改善」「つわり軽減させる」「血液に必要な成分」等のように多くの効果が期待できる栄養素です。
ですが、ビタミンB群は上記の効果だけでなく眼への効果にも期待できるのです!
「アントシアニンやビタミンAは聞いた事があるけどビタミンB群は聞いた事が無い…」
「効果があるなんて嘘でしょ?」
と言う厳しい意見もありますので今回、ビタミンB群が眼に良い理由を紹介していきます。
■1:凝り固まった周辺の筋肉を和らげるため
ビタミンB群の中で「ビタミンB1」は凝り固まった眼の周辺の筋肉を和らげる効果があります。
もともとビタミンB1は小腸内で栄養を吸収しやすくする補酵素に変身してブドウ糖の吸収を助ける働きを持っています。
しかし、ビタミンB1が不足しますと残念ながら末端器官までビタミンB1の補助によって吸収されたエネルギーを運ぶ事ができません。
そのため末端にある頭部の筋肉では「栄養が足りない!」と悲鳴を上げ始め、結果新しい細胞へ生まれ変われず古い細胞のままになって固まってしまうのです。
末端にまでエネルギーを届けるためにもビタミンB1を摂取しておきましょう。
■2:眼の粘膜を健康に保ちます
ビタミンB群の中で「ビタミンB2」は眼の中にある粘膜を健康に保つ効果を持っています。
もし粘膜が不足しますと眼に潤いがなくなりドライアイのような状態が続いてしまいます。
そしてゴミや細菌が入り放題になって眼球や眼の細胞を傷つけてしまい、眼病の原因に発展していきます。
ビタミンB2はビタミンAと同様に眼の中の粘膜を増やし、眼の中の健康を保ってくれる便利な栄養素です。特に眼の中でも重要な角膜の健康を維持する効果がビタミンB2の方が高いため積極的に摂取したいものです。
■3:視神経の健康を保ちます
ビタミンB群の中でも重要な効果を発揮してくれるのが「ビタミンB12」です。
ビタミンB12は葉酸と一緒に活動して「赤血球」を作り出す効果が良く知られていますが、他にも「神経機能を健康に保つ」効果もあります。
私達の体中に神経が多数あり、もちろん眼に入った情報を伝達するために「視神経」と言う神経が通っています。もし視神経に障害が発生しますと中心が黒くなる、または下半分が黒くなって何も見えない状態になります。
ビタミンB12を摂取して眼にとって重要な視神経を維持するようにしましょう!
最期になりますが、ビタミンB群は眼以外の部分で多くの効果を発揮してくれる便利な栄養素です。
眼の病気が気になる人、または予防していきたいという人は他の眼に良い栄養素だけでなくビタミンB群も摂取してみてはいかがでしょうか?
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