介護

高齢者のリハビリテーションメニュー

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下肢へのマシントレーニング

 

高齢になってくると最初に下肢の不安がでてきます。体幹を支える下肢部分は負担が多く、筋力の低下が生活動作に大きく影響を及ぼします。筋力を維持するためには機械での負荷トレーニングが必要です。歩行や立位に必要な筋肉はインナー筋と呼ばれるもので小さい負荷で回数を増すトレーニング法が効果的となってきます。

 

上肢へのマシントレーニング

 

腕が上がらない、上げると痛いと訴える方には肩を回す運動が良いとされています。日常生活は腕を使わず手や前腕だけで作業ができることが意外と多く、腕から肩甲骨の筋肉を使わずコリ固まります。それが何年も続くことで動かそうとしても痛みがでたり動かなくなったりしてきます。もちろん筋力の低下も原因ですが、肩甲骨から腕を回すことで筋肉がほぐれて動きやすくなります。ルームマーチといった機械で肩を回すトレーニングが効果的でおすすめです。

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心肺機能へのトレーニング

 

高齢になってくると血圧が高くなる傾向があります。リハビリによって血圧の上昇を予防することができます。筋肉がポンプの役割をして血液を流しています。そのため筋力の増加が血行を良くしてくれるのです。リハビリ室にある自転車を使い有酸素運動で酸素を取り込みながら運動をします。長距離歩行が可能な方であればウォーキングが一番です。

身体を動かすことによって心肺機能の活性化にも繋がります。

 

トレーニンググッズを使ったリハビリテーション

 

筋肉の低下は下肢の場合、内側が低下しやすくガニ股になりやすい。そのため足が外向きになり前に足が上がらないので歩きづらくなってきます。座位姿勢でボールを両太ももで挟み内側に力を入れることで内側の内転筋という筋肉を鍛え、歩行の安定に効果を発揮します。他に失禁予防にもなるので一石二鳥です。車いすを使用されている方でも気軽にできる運動です。

他にも沢山のリハビリグッズがあります。自宅でのリハビリにはグッズを使用することで楽しく継続ができると思います。

 

トレーニング以外のリハビリテーション

 

高齢者に足の浮腫が良く見られることがあります。持病などの原因もありますが血行不良が原因の方も多くいます。浮腫がある場合も歩行が困難になる場合があります。日頃の足の拳上がとても大事です。ゆっくり過ごす時間は足を少し上げて過ごすことで軽減に繋がります。急な拳上は心臓に負担がかかる場合もあるので挙げすぎには注意が必要です。

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