外国人労働者と出会う機会はどんどん増えていますしこの先更に増えるのは間違いありません。まずは外国人がどれだけその今働いている滞在国に興味があるのかはとっても重要だと思われます。その国の映画が好き、食べ物が好き、景色や土地が好き、など何でもマニアックなくらい好きなものがあると仕事もしやすいですし滞在も楽しくなってくると思うんです。そうであると話が弾むので現地国出身の同じ職場の同僚などとでも仲良く、かつ円滑に仕事をすることが出来るんです。その様なシーンをそれとなく何度も見て来ました。あとは言葉が分からないことは当たり前なのでわかるふりや出来るふりをしない外国人労働者の方が結局はうまくコミュニケーションが出来ているんだなあと思いました。何事も正直に、そしてわかりやすく語ることが他方面において事が進みやすいんです。それからこの間中東にある小さな国からいらっしゃった女性とお仕事で少しだけ関わったんですがやはり仕事の捉え方が普通の一般の日本人とは随分違うなあと考えさせられました。その同じ仕事をしていた別の日本人は丁寧さや詳細をとても気にして働いていらっしゃいました。そして同じ事を何回も何回も考え納得するまで突き詰める感じで日本人が全員この様な働き方をするわけではないのはわかっていますがクオリティを求めていることは明らかでした。しかしこの中東からやってきた外国人労働者の女性はクオリティよりも効率や金銭周りを優先して考えているような気がしました。確かにどこに焦点を当てているかによっても確実に仕事のやり方は変わってくるかと思います。この中東の女性に日本に家族がいらっしゃるのかどうかは分かりませんがやはり遠い外国からいらっしゃり一番頼りになるものはお金なのではないかと思いました。ただ金銭に金銭よりも別のことに重点を置いていらっしゃる外国人労働者の方々はその欲求を率直に満たそうとしますね。例えばアニメが好きでアニメショップなどで働いている外国人です。自国でもそれなりの給料が貰えるはずの方ですが敢えてそこで働きたいというのはその好きな商品に囲まれていられるという望みが叶うからなんですね。こういう方は強いです。その好きなものがその人には必要なんですから。でも困ったことに私が仕事をしているとアニメの内容の話に無理矢理切り替えて仕事を中断とまでは行かずともちょっと仕事の流れを変えてしまうところです。こちらは困り顔になるんですが嬉しさも反面ですね。