講習中の待遇概要書とは、日本国内における外国人技能実習生を受入れ、技能習得の為の実習実施機関で働く前に受ける講習の内容を講習中の待遇概要書と言います。
講習中の待遇概要書イと講習中の待遇概要書ロがあり、記載事項に関しては同じで経費施設等の概要として講習手当1人1月あたりの支給額(負担額)や講習実施施設の名称や住所、講習期間中の宿泊施設の名称や所在地、宿舎規模や収容人員と1人当たりの居室に対する㎡数があり、講習関係費(1人当たり)の教材費、施設費、講師費も記入する必要があります。
また外国人技能実習生である外国人技能実習生に対し講義を行う講師の氏名や性別、職業、勤務先、専門的知識に関する経歴、資格・免許なども必要となります。このように厳格に講習についても記載事項を徹底することで日本国における外国人技能実習生が技能習得の為実習実施機関にて実習を行う際に、日本人労働者とトラブルになることを防げると同時に実習実施機関側としても安心して外国人技能実習生を具体的に受入れても問題が起きにくいということに繋がるので外部の専門家をしっかりと講習に呼び、徹底した講習を行うことが必要と考えられています。
また外国人技能実習生は、日本国に入国する前にも本国で研修を受けているのでそれより更に実践的であり日本の文化にあったものを講習で受けてもらう必要もあるでしょう。