外国人技能実習制度

受入監理費

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受入監理費とは、外国人労働者を外国人技能実習生を受け入れる際に監理団体と送り出し機関の双方で行われる多様な業務に対し、直接的及び間接的にかかる経費の総称になります。ただしこの受入監理費には、職業紹介に関わる費用は除かれます。

簡単な内訳としてこの3つに分類されます。一つが日本国内にある監理団体が外国人労働者の外国人技能実習生を監理する業務に要する経費を指します。

二つめは、各国の送り出し機関が外国人技能実習生を送り出し業務やそれに付随する業務全般に要する経費を指します。

三つめは、送り出しの際にかかる外国人労働者個別の実費などを指します。またこの監理費については、特に注意する点としてその外国人労働者である外国人技能実習生の賃金から徴収しては、絶対にいけません。

これらに関わる職業紹介に関する費用についても監理費等とは、別に計上し明確に区分をした経理を行う必要があります。監理費の額面についても適正な金額でなければなりません。法外や常識を超えた監理費については、認められていません。

また実際に外国人技能実習生を受け入れる前に明確に実習実施機関に提示する必要があります。間接的・直接的であっても外国人技能実習生に負担させることは法務省令によって禁止されています。

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